3:お金の使い方
「生きたお金」と「死んだお金」を区別できる男
人によって、「生きたお金」と「死んだお金」の解釈は違ってくるかもしれません。
筆者が思う1つ目の生きたお金とは、“人のため”に使うお金であるということ。
お祝いのパーティーにお花を贈ったり、頑張っている部下にご馳走したり、寄付をしたり。
そして2つ目は、自分が“成長するため”に投資するお金であるということ。
自分と家族の将来のためだったり、モチベーションを高めたりするために使うお金。
そして、「死んだお金」とは、自分の欲を満たすためだけに使うお金。
または、貯め込むだけで“使わないお金”も、「死んだお金」といえるでしょう。
基本的に、器が大きい男性は、お金の支払い方もスマートです。
食事に行った際のお会計も、トイレに行くふりをしてサッと済ませるなど、粋でカッコイイのです。
4:気配り・気遣い
人の立場に立って物事を考えられる男
脳の構造上、どちらかというと男性は「一点集中型」で、女性は「マルチタスク型」です。
なので、周りの状況を素早く察知して行動に移したり、気遣ったりすることは、男性にとっては、女性が思っているほど簡単ではないことが想像できます。
しかし、器が大きくて上級な男は、常に周りに気を配り「喜んでもらうためにはどうしたらいいか」ということを考えているのです。
たとえば、接待のお客様に対してお見送りの際、「明日は奥様のお誕生日でしたね。こちら、〜店のお菓子です。どうぞご家族で召し上がってください」と、本人以外の家族への気遣いまでできる素敵な男性もいます。
5:持ち物・身だしなみ
外見を整えることは「相手への礼儀」という考え方の男
これ見よがしに、ハイブランドの小物や洋服を見にまとって、逆に浮いている男性もいますが、本物の上級な男は“引き算”を知っています。
全身ブランド物や流行り物でキメるのではなく、目立つブランド物を少なく、そしてわざとノーブランドの物を加えたりするのです。
また、“汚れているモノ”と“古いモノ”は、まったく違うということを、上級な男は知っています。
ただ汚れてヨレている鞄と、古いけれどツヤがあってよく手入れされている鞄では雲泥の差です。
6:会話のセンス
一方的に話をしたり武勇伝を話したりしない男
いつの時代も、おしゃべりな男は敬遠されがちです。
女性に不人気なのが、「話を聞いてくれない男」と「自慢話をする男」。
そして、そのような男性が「理屈っぽい」となれば、女性にとってはもう最悪です。
器が大きい男性は、過去の失敗談は語っても、武勇伝や自慢話をしたりしません。
なぜなら、自分に自信と余裕があるからです。
自ら話をするというよりも、話を引き出して聞き役になるほうが、相手に“満足感を与える”ということを知っているのです。