乳幼児は、どんな状況であろうとお腹が空けば泣き、オムツが濡れたらぐずりますよね。

そんなとき、ママはその場で授乳をしたりオムツ替えをしたくなりませんか?

でも、世間と子育て中の母親の感覚には温度差があり、周りから見たら「非常識」に映ってしまうこともあります。

『1人でできる子になる 「テキトー母さん流」 子育てのコツ』の著者の立石美津子がお話しします。

ママの行動、これってどうなの?

公共の場で

・履かせるパンツタイプのオムツだからと、公共の場でササッと替える。

・ファミレスで多目的トイレに行かず、ボックス席でオムツ替えをする。

ファミレスで

・家では「残さず食べなさい」と言いながら、ファミレスでは子どもが食べきれない量を注文し、残しても注意しない。

・ドリンクバーにある紅茶のティーバッグをごっそり持ち帰る。

保育参観で

・上の子の保育参観で下の子が大騒ぎしたり教室内を歩き回っても、ママは上の子見たさにほったらかす。

・サングラスをかけたまま参観する。

・スマホに夢中で子どもを見ない。

・授業中に他のママと私語をする。

スーパーで

・トイレの汚物入れに使用済みオムツを捨てて帰る。

・買わないのに、試食コーナーで子どもに食べさせる。

・家庭ゴミを捨てて帰る。

・ビニールを筒ごとごっそり持ち帰る。

その他

・子どもに音の出る靴を履かせて病院に連れて来る。

・靴を脱がないまま、電車や待合室の椅子に上らせる。

・電車やバスで子どもにお菓子を食べさせ、そのカスを床にはらって下車する。

子どもは親の行動を見ている

親のこんな姿を見て、一番影響を受けているのは、もしかしたら子どもかもしれません。

子どもは親の背中を見て育ちます。子どもにも“恥ずかしい”という感覚が付かなくなる恐れがあります。