3. オフィス(職場)がまるでスラム街的様相だ。
面接室まで、もしオープンオフィスだったら、非常に短い時間ですが、よくオフィスの状況を見ておきましょう。机に突っ伏している社員などがいないかチェック。
またホワイトボードや壁に、時代錯誤のグラフ化した売上目標や、宗教っぽい、右翼っぽい標語が掲げられていないかもチェック。またオフィスが全体的に汚れている状態だったら、もうブラック確定です。ほんの数秒しか見えるチャンスはないとおもうので、ここはガン見してください。
4. 面接官が行方不明だ。
面接室に通され、面接官が来るまでは、緊張の時間です。本来であれば、面接室を一通り眺めて、テーブルやホワイトボードがあれば、きれいに拭かれているか、内線電話があればホコリがかぶっていないかチェックするところですが、いくら待っても面接官がこない。面接という人生を決める場の時間を軽視するのは言語道断。未来などないブラック企業です。無断でよいので、退出して帰りましょう。でもホワイトボードに怒りのメッセージを書かないこと。個人情報を握られていることを忘れずに。
5. 面接官からの回答や説明がルー大柴だ。
親切な企業は会社説明をしてくれます。
「いまマーケットはアゲインストだけど、うちのカンパニーは、ソーシャルなクラウドで社員同士のアライアンスをとっているんですよ。それで、業界内にポジションマークして、成り立っているんです」と説明が、まったく意味がわからないルー大柴状態で、個人の造語もはいると、さらに意味不明。人事がルー大柴では、自ずと入社後の情報混乱が予想されます。
平易にだれでもわかる会社説明ができない人事がいる会社は危険な会社と思って間違いないでしょう。もちろんルー大柴さんはいいひとだとおもいます。
6. 面接官の人数がやたら多くて、ある意味圧迫だ。
中途の面接は普通1対1、多くても3対1がいいところでしょう。しかしブラック企業に異様に面接官が多く、10対1を経験した人もいるそうです。これがなぜいけないのか、小さな企業だから社員全員でみてみようというなら、まだわかりますが、一定規模の会社であれば、人事系の意志決定機能が崩壊している証拠だからです。つまり誰も決められない。じゃあみんなでみよう。合否は多数決で決めるというふざけた企業もあります。