「同じ部署の人と付き合っている後輩。
一応隠す気はあるようでベタベタしないのはいいと思うのですが、外回りのときにペアになると、ある社用車をいつも使いたがります。
あるとき、私が市外の取引先に行くためその社用車を使用する申請書を出したら、その後輩が『それじゃないとダメなのですか?』と尋ねてきて。
『乗用車だから運転が楽だし、◯◯社は遠いから』と説明したら『午後からどうしても使いたいのですが』と言い出し、ボードを見たら“彼氏”と一緒。
『ほかにもあるでしょう』と返すと『中が広くてゆっくりできるのはそれだけなんです』とゴリ押しされ、カチンときて思わず『こっちは◯◯市まで走るのよ、デートじゃないの』と返すとムッとしたように黙りました。
中が広くてゆっくりできるからその社用車を使いたいって、遠い取引先まで走るこっちの事情より自分たちを優先するのが信じられませんでした。
この件を知ったほかの社員や上司が『外回り中に何をしているのか』とふたりの動向に注意するようになり、肩身が狭くなったのか後輩は社用車にこだわるのをやめました。非常識さって、こんな場面でも出るのですね」(女性/35歳/セールス)
ほかの社員がすでに申請を出している社用車まで、自分たちの都合で奪おうとする。こんなカップルは、歓迎されないばかりか業務においても信用されません。
監視されるのはそれなりの理由があるからで、常識を忘れた振る舞いは自分たちの首を絞めるだけです。
スムーズに交際を続けるためには、何よりも仕事を正しくこなす姿勢を持ちたいですね。