食べたり飲んだりしなければ、生きていけない。
むしろ、何よりも食べることが好き。
当たり前ですが、私たちの生活と「食」は切っても切り離せないもの。

だけど、知っているようで知らない、そんなことって、世の中にたくさん転がっているんですよね。
今回は、「食」に関するあれこれをご紹介します。

最初は、どっちがどっちだっけ? と思ってしまう「違い」について、見ていきましょう!

 

 「消費期限」と「賞味期限」?

まずは基本のき。食べ物には、消費期限や賞味期限などが定められていますが、この違いって、明確に説明できますか? 消費期限と賞味期限については、農林水産省のサイトで説明されています。
 

【消費期限】とは、お弁当や洋菓子など、長くは保存がきかない食品に表示されています。開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存した時に、食べても安全な期限を示しています。言いかえれば、消費期限を過ぎたものは、「安全ではない」可能性もあるということですね。

【賞味期限】とは、ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など冷蔵や常温で保存がきく食品に表示されています。開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限を示しています。こちらは、賞味期限が過ぎても、食べることはできます。ただし、おいしく食べられる期限は過ぎてますよ、ということ。
 

「パフェ」と「サンデー」?

次は、デザートとして食べることもあるパフェとサンデー。この2つの違いってわかりますか?
 

【パフェ】は、フランス生まれ。
スイーツで、背の高いグラスに、アイスクリーム、フルーツを主体として、その他の甘い具を加えたデザート。フランスでのパルフェ (parfait) は、卵黄に砂糖やホイップクリームを混ぜて、型につめて凍らせたアイスクリーム状のものに、ソースや冷やした果物を添えたもの。いわゆる日本のパフェとは異なりますが、このパルフェにさまざまに手が加えられ、現在の日本のパフェが完成したと考えられています。

【サンデー】は、アメリカ生まれのスイーツ。
丸く浅いガラス容器に盛られていることが多く、起源は、1800年代末にアメリカではクリームソーダが大流行していましたが、それに対して禁欲的なキリスト教の指導者たちが「クリームソーダは堕落的な飲み物である」として、日曜日と宗教的な祝日にクリームソーダの販売を禁止することを求めたのだそう。業者は、それならとソーダの代わりにアイスクリームにシロップをかけたものを日曜日に売るようになり、日曜日に売るアイスクリームということで、「サンデー」と命名されたんですって。綴りは、キリスト教の聖日である日曜日(Sunday)に敬意を表して、「Sundae」となったのだとか。

どっちがどっちかわからない、という似たような内容ですが、違いがあるんですよね。