5人の個性、魅力が炸裂したソロ&デュエットパート

学芸大青春 4th LIVE TOUR ‘PUMP ME UP!!’

幻想的なイントロが流れると、将綺の美しく力強い歌声で『あさりジェノベーゼパスタ』がスタート。途中のラップパートから優輝が加わり、切ないラブソングをパフォーマンス。続いては蓮と陽介の『かんじょうせん』。2人共ハイトーンが特徴的なボーカルだが、こうしてデュエット曲になると、それぞれの違った魅力を感じることが出来る。

勇仁と優輝による『The Only Thing』では、勇仁の表現力豊かなボーカルと、優輝のブレイクダンスも取り入れたアクロバティックな動きが楽曲を盛り上げる。蓮が作詞と作曲を担当する『Echo』では、恋人の出会いからデート、別れまでを描いた切ないラブソングを、優輝が加わりながらしっとりと魅せる。

甘い声が活きる勇仁のソロ曲『Present Day』は、「次元を歌った曲」であり、まさに学芸大青春と、ジュネフレ(学芸大青春のファンの総称)の関係を表現する楽曲である。将綺と陽介による『ずっと』では、あたたかなメッセージを2人の異なる魅力の声、そしてハーモニーで感じることが出来る。

この、ソロ、デュエットパートでは、5人のメンバーそれぞれが組み合わさることによって、様々な異なる表情を見ることができ、学芸大青春のパフォーマンス力の高さを実感した。

学芸大青春「4th LIVE TOUR ‘PUMP ME UP!!’」

MCでは、「『IF...』ではジュネス史上初めて、2次元と3次元が共存しました!」(優輝)、「共存大事!」(陽介)という声に、会場からは大きな拍手が。

6月22日にリリースされる、2nd Mini Album『君と僕の唄』初回限定版に収録される予定のDVDについて、「僕達の活動への想いなどを語ったインタビューが収録されていて、いつもとは違う真面目な部分が見れるかも」と優輝が紹介すると、蓮が「(インタビュー撮影で)尖ろうと思って、“MV撮影って好きじゃないんですよね…”と言ったら、“これは使えない”と言われてしまった」と撮影秘話を明かし、他のメンバーに「蓮はジュネスのスパイスだから!」と慰められる一幕も。

人気楽曲で盛り上がる会場! さらに嬉しい発表も

学芸大青春「4th LIVE TOUR ‘PUMP ME UP!!’」

TiKToKでお馴染みの楽曲『My Side』は元気をもらえるアッパーソング。転調が激しく難しい楽曲だが、5人はビシッと決めてくれる。グルーヴィーな『Sugar』でさらに盛り上がりを見せると、“デートの時間”がテーマの『I'm in love』では、振りに指ハートを取り入れながらキュートにダンス。

実は、この日に活動1000日目を迎えた学芸大青春。ここで、次回の大型ライブの告知として、9月・10月に大阪・東京で開催される「3周年記念ライブ」についてのサプライズ発表を行った。大阪・グランキューブ大阪、東京・LINE CUBE SHIBUYAという、学芸大青春史上最大級の会場で開催することをファンに報告し、会場は大盛り上がり。

「やったことない、大きさの会場だよね!」(優輝)、「みんな今日はこの情報だけ覚えて帰ってね!」(陽介)とメンバーも興奮する中、「3年ってあっという間だったね。1000日活動してきた中でも、心に深く残っている曲です」と蓮より曲紹介。

『JUST』の、MadDancyRemixとして特別アレンジで披露され、見事なフォーメーションで5人の息ピッタリなパフォーマンスを見せつけた。ハッピーで前向きなメッセージを持つ『Happy Ever After』では回転していくダンスで、笑顔をファンに贈るメンバー。

アンコールでは、Zeppツアーお馴染みのゲームコーナーも。勇仁&蓮チームが、陽介考案の一発ギャグを披露する罰ゲームで会場を沸かせた。