キャリア初のホールワンマンライブ、そして最後の11人でのライブ
スターダストプロモーション所属の若手男性アーティスト集団EBiDAN(恵比寿学園男子部)の11人組ダンス&ボーカルグループ、BUDDiiS(バディーズ)が、4月10日(日)に東京・中野サンプラザにて、ワンマンライブ『BUDDiiS vol.01 - SUNRiiSE -』を開催。オフィシャルレポートが到着した。
本公演は当初、1月28日(金)〜29日(土)に開催予定だったが、メンバーの新型コロナ感染により延期となったライブの振替公演。
またメンバーのKANATAはこの日を持ってグループからの卒業と芸能界からの引退を発表しており、キャリア初のホールでのワンマンライブにして、11人での最後のステージともなった。
4月9日(土)〜10日(日)の2日間・計3部に渡った公演のチケットは全てソールドアウト。会場には6000人を超えるバディ(ファンの呼称)が集まったほか、4月10日(日)の夜公演である第3部は生配信も行われ、4月17日(日)23:59までアーカイブ配信が行われている。
冒頭には11個の燃え上がる太陽が1つとなり、地球に向かって勢いよく降りてくる映像が流され、2021年5月に配信リリースされたデビュー曲で、グループ初のオリジナル曲「CLICK ME」で華やかにライブをスタートさせた。
レーザー光線が交差するフロアに向かって、FUMIYAが「中野、あがれ〜!」と煽り、SEIYAとSHOWがアクロバティックな前方転回を繰り出し、メンバーが指ハートを送ると、満員の観客は総立ちとなってペンライトを振り、熱気は一気に上昇。
さらに、MORRIEがひざまづいて、<君のために/星を超えて/地球に来た>と歌う2ndシングル「ALIEN BOY」から3rdシングル「Under The Sea」と爽やかなラブソングをリリース順に続けたあと、新曲のファンクポップ「HOT CHEESE」では躍動的なパーマンスに自然とクラップが沸き起こった。
FUMINORIのウィンクが飛び出したカラフルなラブソング「Dream Love」のあと、4人のメンバーがステージを後にすると、スモークが流れ始め、ピンスポットに照らされた7人編成でメロウなアーバンR&B「ON & ON」をしっとりとクールに歌唱。
SHOOTが作詞したエモーショナルなバラード「カケラ」では、さらに人数が減り、KEVIN、MORRIE、SHOOTのヴォーカル3人だけで切ないハーモニーを響かせたが、歌唱中に感極まったMORRIEが涙を流し、その後のMCで実の弟であるSHOOTに「めちゃめちゃ泣いてますね」といじられるという微笑ましいシーンもあった。