「今の不倫相手は職場の同僚で、よくあるドロドロした関係じゃなくてお互いに気が向いたときにLINEして、都合が合えばホテルに行くような気楽な感じです。

昔から恋愛に必死になることはなく、好きな人と一緒にはいたいけどひとりの時間も絶対に必要なタイプでした。普通の独身の人だといろいろと面倒くさいことが多くて。

友人には『それを面倒だと思わない人に出会えていないだけ』と言われるけど、社会人になってから余計にひとりの時間が大切になって、正直そんな人いるのかな? と思います。

ただ、『でも、寂しいから不倫するんでしょ』と言われたら図星で、不倫が中途半端な関係なのはわかっています。

でも、不倫相手の彼だって奥さんがいながら別の女性に手を出しているし、納得して続けている関係だし……とも思いますね。

結婚なんてまだまだ考えられないし、友人には別れたと言って彼とはこっそり付き合っていきます」(25歳/看護師)

好きな人とは一緒にいたいけど、ひとりで過ごす時間もしっかりと持っていたい。

その気持ちは悪いものでは決してないですが、「不倫じゃないと叶わない」ものでもありません。

独身男性との交際を面倒だと感じるのは、ある意味恋愛への理想が高いともいえます。

自分の都合よく進められる関係が不倫だとしても、その気楽さは大きなリスクも生んでいるのが現実です。