――そういえば『エスター』も映画のタイトルにありますよね。

Hitomi:そこよりも最上級の意味の「EST」に「ER」がついて『エスター』なんですけど。ただ、外側に見えてるものと内なるもののギャップや人には見せてない自分の内側にあるものが作品全体のテーマになっていて、それがすごく映画の『エスター』にも通じるものがあるなと思って、『エスター』にしました。
だから、無関係ではないんですよね。先行での意味では「EST」に「ER」をつけて「エスター」にしたんですけど。
 

――『フカミドリ』のタイトルはどなたから出てきたんでしょうか?

Hitomi:これもまあ皆で相談しながら、歌詞の中から拾った感じですかね。

Sizna:最初のタイトルはなんか違った気がするけど。最初からそうだっけ?

Hitomi:わかんない。なんだったっけ、違ったかもしれない。仮タイトル結構多かったし「イエスタデイ」みたいな感じだっけ(笑)?

Sizna:俺がまだメロディも何も無い時につけた仮タイトルは「ロビンソン」だった(笑)。

Hitomi:俺は全然ロビンソンを感じなかったけどな!

――仮タイトルからはよく変わったりするんですか?

Hitomi:よく変わりますよそりゃ。タイトルってすごく悩むんですよね、俺がいつも。かっこよければそれでいいっていうのもちょっと違うし、伝わりにくすぎてもダメだなと思うし。出すたびにタイトルってむずかしいなって思うんです。


――9月7日に恵比寿リキッドルームでのワンマンライブ「浮遊する君を掴む手」
~The end of jen:ga~が決まっています。Moranにとってはこれまでで一番大きな会場ですよね。

Soan:前回のワンマンが新宿BLAZEで、そこに向けてひた走っていたんですけど、じゃあ次の目標はどうするっていう話になり、ワンステップあがる会場って思った時に、皆で決めたのが恵比寿リキッドルームだったっていう感じです。

――8月20日に高田馬場AREAで行う、Siznaさんのバースデーワンマンライブが「AREA CAPACITY ∞」じゃないですか。これは一体……?

Hitomi:皆に突っ込まれる!

Sizna:自分の好きなものと好きなものを組み合わせたタイトルなんで、LUNA SEAのライブに同様のタイトルがあるんですけど、LUNA SEAがすごい好きで、高田馬場AREAもすごく好きなライブハウスなので。それを単純に合わせているだけで、あまり意味が無いです。