「サポート力」を武器にしよう

共感力と同じように、女性が得意なのがサポート。女性は、察する能力も高いので、「いち早く気付く→サポートする」という流れが自然とできます。同僚のサポートはもちろん、上司として部下をサポートするなど、サポート上手を武器にキャリアを重ねることも可能です。

読者のみなさんの中には、部下を何人も抱えている上司の立場の方もいますよね。上司というと「部下を引っ張って行く存在」というイメージがありますが、実は上司の仕事は「部下をサポートすること」というのは、みなさんも実感しているのではないでしょうか?

男性社会の職場では、ガツガツとリーダーシップをとっていく人こそ、仕事がデキる人というイメージが作られていますが、それは男性だけがビジネスの世界で活躍していたときのものだと思います。必ずしも、ガツガツ系でなくてもいいはずです。女性には、女性が得意とするやり方があるわけですから!

「サポート力で上司の器がわかる」という部下の本音を聞いたことがあります。その方の上司は、プロジェクトを引っ張るパワーは持っているけれど、いざという時に、サポートもフォローもできない人だったそうです。人を引っ張っていける上司、サポートする上司、どちらが正しいということはありません。人を率いて、さらにサポートもできればそれに越したことはないのですが、そうもいかないところ…。女性が持つ、サポート力、あなたも意識して仕事に取り入れてみてはいかがでしょうか?
 

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。