「若い時にしかできない恋愛がある」50代を過ぎた恋愛の先輩たちは教えてくれました。そんな大切な「若者の期間」に、時間の無駄と思ってしまうような恋愛はできる限りしたくないもの。そこで今回は、残念な恋愛の価値観を持った異性に捕まらないために、彼らの残念な恋愛エピソードをご紹介します。
 

二人の女性を天秤にかける男

何とももったいない、というか、残念な恋愛をしている男性A氏の話。彼は、短い期間の間に、二人の女性と知り合いました。ひとりは、飲み会で知り合ったMちゃん。「あんなに話が合って、一緒にいて楽しい女性は初めて」だとかとか。

もう一人は、友人に紹介されたSちゃん。友人は彼女を紹介するときに「完璧な女性」と枕詞をつけた通り、容姿端麗の、彼が今まで出会ったことがないレベルの美しさを持った女性。A氏は、同時進行で、それぞれと連絡を取り、食事をし、お互いに「どうなの?付き合えるの?」という付き合う前の一番ドキドキする期間を楽しんでいました。このときA氏は「多分、どちらもつきあえると思う」と、なんだかプレイボーイみたいなことを言っていました。

彼は元々遊び人ではないので、素敵な女性に同時に出会って同時に付き合えるような状況は初めてのこと。性格の合うMちゃんといれば間違いなく楽しい。でも、今まで出会ったことがないほど美しいSちゃんを振る理由も見つからない…。
 

手に入らなかった相手への未練

悩みに悩んだ末、A氏はMちゃんを選びました。第三者的には「性格が合う相手とつきあうのは当たり前でしょ。恋人を見た目だけで選ぶなんてありえないんだから」なんて言えますが、A氏の気持ちを考えると、実際はそんなに簡単ではない。超ど級のイケメン、美女と付き合えるチャンスがあるなら、普通は迷うはず。私なら迷う。

でも、Mちゃんに決めたこの後が問題でした。なんと「Sちゃんと付き合っておけばよかった。Mちゃんにちょっと飽きてきた。やっぱり美人っていいよな」と。女子が聞けば「調子に乗るなよっ」と突っ込みたくなる発言をしているのです。

美人を選ばなかったことを後悔するA氏。今の恋愛を楽しめず、手に入らなかった相手を思うなんて愚かです…。こんな姿勢では、近いうちに彼女からふられるだろうと見ています。なんか、男としてもかっこわるいですよね。自分が決めた過去をグズグズ引きずっている男子には、引っかかりたくないものです。