「私が自分の不倫を打ち明けたのは、会社の後輩でした。

女性社員の仲良しグループで付き合っていて、みんなで飲み会を開いたときに『実は私、元彼と不倫しています』と言っているのを聞きました。

そのとき同僚と不倫していた私は、こんな近くに仲間がいたのかと驚いて、勝手に親近感を覚えたのですよね……。

仕事で外に出ていたときその子とふたりでランチを食べることになり、黙っていられなくなって

『私も不倫しているの』

と話しました。

相手が誰かまではさすがにすぐ言えなかったけれど、後輩は興味津々で『え、会社の人と!?』とあれこれ聞いてきて、人の不倫を知ってはしゃぐ様子をちょっと異常に感じました。

まずかったかも、とその場は『会社の人じゃないよ』と精一杯否定したのですが、次の日にはもう別の同僚から『あなた、不倫しているの?』と聞かれ、彼女が言いふらしていることがわかりました。

慌てて『言わないでほしい』と後輩に言ったら『わかりました』と答えてくれたものの、すでにグループのみんなに知られている状態、お昼にお弁当を持って集まっても何となくおかしな空気で、本当に苦しかったです。

私はその後輩が既婚者と付き合っていることはもちろん誰にも言っていないけれど、こんな人もいるのだなとわかってショックでしたね……。

みんなにはすぐ『もう別れたから』と伝え、それからは私の不倫については誰も口にしなくなったけれど、後輩はその後も自分の不倫話をみんなに話しては呆れられていて、既婚者との関係を良く思わない人が多いこともはっきりと実感しました。

誰に話すかって本当に慎重になったほうがいいと思います」(29歳/総務)

すぐ近くに同じく不倫をしている人がいれば、自分のこともつい話したくなるのはわかります。

うかつだったのは、話す相手の人間性などをちゃんと把握する前に打ち明けてしまったこと。

不倫を軽く扱う人は、他人についても“ネタ”のように吹聴するのですね。

一度話してしまえば、取り返しのつかないことになるのが不倫のようなネガティブな内容です。

相談する相手は、まず大丈夫かどうか見極める力が欠かせません。