そんなMCの間に着替えを終えて現れたのは、高校生組6人によるヤングアイドリング!!!6(って、このネーミング初めて聞いたような・笑)。「ラブベリー」モデルの朝日がデザインしたという、メンバーそれぞれ6色に分けた衣装が美少女戦隊チックというか、ももいろクロ…いやいや、とにかくキュート。
 

尾島知佳の胸に付けられたイニシャルがChikaのCではなく、Tになっているというボケが入っているのも、おバカキャラな朝日らしいご愛敬。制作途中で誰か気付いてたのに、敢えてそのまま残したんだろうなぁ…という笑いに対するどん欲さも、またアイドリング!!!ならではだ。

この6人が歌う女子高生の初々しいラブソング「アルファベットでこれなんだ!?〜保健室大作戦〜」に続いては、大人組10人による「GO EAST!!! GO WEST!!!」。

ステージに現れたメンバーは、軽やかなギターのカッティング(アイドリング!!!のナンバリングライブは'09年日比谷野音の6th以降、バックは生バンド。しかも、今回はバイオリンなどのストリングス隊付き!)で始まるイントロに合わせて、さっそく客席を煽りまくる。  

サビでは「GO EAST!!!(GO EAST!!!)GO WEST!!!(GO WEST!!!)」と、客席からのレスポンスともども、無数の腕が突き上げられる。アイドルライブと言ったら、これだよ、これ! 身も心もゾクゾクする光景だ。

ここでステージは暗転。来年春から新たに加わる5期候補生15人のお披露目へ。と、それに先駆け、選抜メンバー4人がそれぞれ楽器を持って現れる。ボーカリストはフジテレビの森本さやかアナ! そんな5人で聴かせたのは、BOΦWYの「NO.NEW YORK」だ。アイドリング!!!版「けいおん!」とでも言うべき初々しい演奏に客席のコールも重なって、オリジナル曲とはまた違った盛り上がりを見せる。

余興と言えば余興、つなぎと言えばつなぎかも知れない。だが、横山ルリカのドラムを除いて、遠藤舞と橘ゆりかのギター、長野せりなのベースは初挑戦。このわずかワンコーラスの演奏のためだけに、練習を積んでくるあたりからして、何事においても本気なアイドリング!!!らしさなのだ。