アサヒユウアスは9月23日~10月31日の期間、狭山茶の製造工程で発生した茶の粉をアップサイクルした商品などを販売し、狭山茶の魅力を訴求することで狭山茶業界や地域活性化に貢献する「もったいない茶葉でモノづくりプロジェクト」の応援購買支援者を、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にて募集している。目標金額は100万円。
同社は「もったいない茶葉でモノづくりプロジェクト」の展開にあたって、従来は利用価値が低く活用しきれていなかった茶の粉をアップサイクルした食器「森の食卓 狭山HONOKA」や、組み合わせ次第でさまざまな使い方に対応する「森のブロック 狭山HONOKA」を開発している。どちらも、原料の半分以上に茶葉や再生紙粉を活用することで、プラスチックの使用量を45~29%削減しており、今回のクラウドファンディングによる先行販売を通じて生産者の思いや商品の魅力を伝えることによって、茶の粉をアップサイクルした商品の幅広い普及を目指す。
「森の食卓 狭山HONOKA」は、狭山茶の製造工程で発生する細粉(ほそこ)や切粉(きれこ)といった茶の粉をアップサイクルした食器で、スプーン/フォーク、大皿(27cm)、サラダボウル(19cm)、プレート(19cm)、マルチトレー(17cm)、ワンハンドプレートの全6種類で構成される。狭山茶特有の力強い火香(ひか)と呼ばれる、ふくよかなお茶の風味がほのかに感じられ、自然物由来なので一つひとつ風合いが異なる。
「森のブロック 狭山HONOKA」は、同じく狭山茶の製造工程で発生する細粉や切粉をアップサイクルしたブロック。ワイピーシーとの共創による、アサヒユウアスの持つバイオマス素材の技術を活用しており、狭山茶特有の力強い火香がほのかに感じられる。凸型ブロックとフラットブロックの2種類で、幅はどちらも16cm、高さは5~7.4cm。1個あたりの重さは約120~140g程度。組み合わせ次第で自由な形を作れるので、店舗什器やインテリアなどにも活用できる。
なお、クラウドファンディング終了後は、両商品ともにオンラインショップ「アサヒユウアスモール」での販売を予定している。
クラウドファンディングへの支援者に対するリターンとしては、「森のタンブラー狭山HONOKA」×1個とクラフトビール「狭山GREEN」×1本にプロジェクトメンバーからのお礼のメッセージを添えた「タンブラー&クラフトビール(支援額4500円)、「森の食卓 狭山HONOKA オールインワンセット」(支援額1万円)、「森のブロック 狭山HONOKA 20個セット」(支援額1万5000円)などを用意する。