後ろ乗せ(リアチャイルドシート)は2歳から5歳くらいまで

子どもが大きくなってきて、前乗せだとバランスがとりづらくなってきたり、視界が遮られるようになってきたら、後ろ乗せに移行するタイミングです。

後ろ乗せの場合は、道路交通法で乗せられる年齢が6歳未満と決まっています。なので、自転車で出かけることが多い家庭は、子どもが小学校にあがるくらいまでに自分で自転車に乗れるようにしておくといいかもしれません。

後ろ乗せは走行中に親が様子を見ることができないので、チャイルドシートに体をしっかり固定できる2歳頃からを目安に乗せるとよいでしょう。

ただ、体が小さい、目を離すと心配など、子どもの大きさやタイプによっては、まずは前乗せを検討したほうがいいかもしれません。

ちなみにYAMAHAの「PAS」のリアチャイルドシートは、子どもの体重22kg以下、身長115cm以下を条件としています。このくらいを目安にしてみてください。

背もたれの高さや足置きの位置を調整できるタイプもあるので、ある程度長く使うことを想定しているなら、そういったものを選ぶといいですよ。

子どもが大きくなるほど、前乗せだと操作しにくくなると思いますが、後ろ乗せのメリットとしては、前乗せに比べて重心が低くなるため、走行時に安定するということ。それでも子どもが大きくなってくれば重みを感じて走行しづらくなってきます。

そうなったら、子ども自身の自転車デビューを検討する頃合いでしょう。

ママたちに聞いた!子ども乗せ自転車を選ぶポイントは?

1:電動アシスト機能付き

一番多かったのがこの意見!

「試乗してみて電動の快適さに感動したので、迷わず電動にしました」

「わりと近所に坂道が多いので、電動じゃなかったら送り迎えも大変だったと思います」

「晴れていれば気持ちよくどこまでも走れるので、行動範囲が広がった気がします」

など、電動アシスト自転車に助けられたママが多数。

電動アシスト付き自転車は、最初は走り出しのググッと飛び出るような感じにびっくりしますが、慣れてしまえば坂道なども後ろから押してくれているかのようにスイスイ上ってくれるのでとっても楽!

足の力がいらないくらい軽くこげるので、わりと遠くの場所でも苦なく行けちゃいます。

「子ども1人のときはまだよかったけど、2人になってみて電動にしておけばよかったと後悔」なんてママも。

とはいえ電動付きは15万前後、なしだと5万前後と価格帯に10万ほどの開きがあるため、予算的に電動をあきらめるケースもあるでしょう。

金額ゆえにいったんは電動を我慢したけれど、2人目が産まれて子どもを2人乗せて走る大変さがわかってから、電動に買い替えるケースも聞きます。

坂道の少ないエリアに暮らしていて、ふだんそこまで自転車を使わず走行距離が短い場合は、電動でなくても事足りるでしょう。

ですが、自転車であちこち行きたい、特に子ども2人以上のママは、電動のほうが確実に快適です。予算との相談にはなりますが、長く使うのなら積極的に電動を検討してもいいのではないでしょうか。