4:前乗せできてカゴもある

子どもが2人いて前後のチャイルドシートに乗せている場合、荷物を置く場所がなくて困ることがあります。

子ども自身に持ってもらったり、自分のリュックに詰め込んだり、そもそも移動時は荷物を多く抱えないようにしたりなど、みなさん工夫をしていることでしょう。

「後付けのチャイルドシートにしたから、カゴも使えたのは便利でした」というママの意見もあり、カゴを使えるようにするかどうかも選ぶ際のポイントになりそうです。

一般的な前乗せのチャイルドシートは、ハンドル一体型で後から取り付けることができず、最初から搭載されている形になります。カゴの部分にあたるところがチャイルドシートになっているため、運転する際にヒザがぶつかりにくく、安定した走行ができるというメリットがあります。

一方、ハンドル吊り下げ型のチャイルドシートは、後から取り付けが可能。カゴ付きの自転車に付ければ、子どもを乗せていながらカゴ付きという、両方を叶えることができます。

また、後ろ乗せを購入したけれど、あとから子どもが生まれて前乗せも取り付けたいという場合にも便利。子どもが乗らなくなったらはずして、普通のママチャリとして使うことができます。

ただし、ハンドルより後ろ側に取り付けるためヒザがぶつかりやすく、ハンドルもとられやすいので慣れるまで走行が安定しづらいというデメリットも。

5:デザイン

ブリヂストンやPanasonicなどの国内大手メーカーなら特に、「性能的にはどれもいい! それぞれにいいところがある!」と迷ってしまうもの。決められないなら、いっそ見た目でときめいたものに決めてしまうのも手です。

日常的に使うものなので、自分が乗ってテンションがあがるかどうかも大事!

「ほかにはない色合いがおしゃれで即購入を決めました」

「デザインがかっこよくて夫婦共に気に入りました」

など、実際に見た目が決め手となるケースも多いようです。いろいろと試乗してみて、いくつかで迷ったらもうビジュアルの一番好きなものにするというのは大いにアリですね。

ほかにも、「スカートでも乗り降りしやすいことをうたっているモデルにした」「実際に子どもを乗せてシートベルトの付けやすさで選んだ」など、さまざまなポイントが挙がりました。

子ども乗せ自転車は、特に自転車で保育園や習いごとの送り迎えをしている親にとっては、相棒とも言うべき存在です。親子ともども乗り心地がよく快適な走行ができるよう、いろいろと試乗してみて、いい相棒を見つけてくださいね。

エディター&ライター。エンタメ誌などの編集を経て、出産を期にライターに。ミーハー精神は衰えないものの、育児に追われて大好きなテレビドラマのチェックもままならず、寝かしつけたあとにちょこちょこと読むLINE漫画で心を満たす日々。