「付き合って3年ほどが過ぎていて、当時は一緒にいることが日常になっていました。

彼氏はスマホでゲームをよくしていたので、スマホをずっといじっていることをおかしいと思ったことはそのときまで一度もありませんでした。

違和感を覚えたのは、何も聞いていないのに『このまとめサイト面白くて』とか、『このテレビの内容が面白過ぎて検索してみた』など、いちいちスマホを長時間見ていたことへの言い訳をしてきたとき。

ちょっとおかしいと思って、言い訳をしてきた後に少し時間を置いてから彼のスマホを後ろからわかりやすくのぞいたんです。

すると、条件反射のように隠されました。

正直に『浮気を疑っているからスマホを見せて』と言うと彼氏は思いのほか素直に渡してくれました。

閲覧履歴を見ると、直近のものにアダルトサイトの履歴が残っていて、さらに怪しさは募りました。カモフラージュだと思ったんです。

そこまで詳しく見られると思っていなかったみたいで、とことん履歴を遡るとアプリではなくサイトからフリーメールにアクセスしている履歴が見つかりました。

出会い系で知り合ったお相手はお互いが浮気相手募集だったみたいで、フリーメールでやりとりをしていたようです」(31歳/営業)

聞いてもいないことに対しての言い訳を先にするときには、他になんとかして回避したいものが隠れていることが多いそう。

彼女はそのことに加え、「アダルトサイトを隠していなかったことも怪しいと思った」とのこと。

女性はそんな目先のカモフラージュでは欺けません。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。