「同棲している彼氏が遅く帰ってきたときに、なぜか私の大好物であるプリンを買ってきました。

同棲期間2年の中で、記念日でもない日のサプライズは初めてだったので、ちょっと引っかかったんです。

帰宅時間は23時前、そんな時間にプリンのお店は開いているわけないし、それなのに付属のドライアイスは少しだけ残っていた…。前もって用意して、どこかの冷蔵庫に入れていたのかなって。

かまをかけるつもりで、『浮気でもして後ろめたいんでしょう』と言ったら、彼氏はわかりやすく動揺。

そこからなんとかごまかそうとする彼氏を見ていたら悔しくて泣けてきちゃって、それを悲しみの涙と受け取った彼氏は泣きながら白状してきました。

浮気相手の冷蔵庫で冷やされていたプリンなんて、思いっきり捨ててやりましたよ」(28歳/フリーランス)

浮気という後ろめたさと他の異性に目移りしてしまったという罪悪感から、同じようにパートナーにも愛情を注ごうと、相手を喜ばそうとする人が一定数います。

実は、これは相手への愛情というよりも、バレると自分の居場所を脅かされるかもしれないという保身の気持ちのほうが大きいそうです。

まさに自分勝手な行動ですよね。その自分勝手さに彼女はピンときたのでしょう。

らしくないサプライズには注意したほうがいいかもしれません。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。