ルール2:「つまみを食べる」
アルコールを取る時は、食事も一緒に取るのが基本です。
理由は胃の急激なアルコール吸収を避けるため。できれば、消化に時間がかかる「脂質やタンパク質」を含んだ食材を食べるのがポイント。
チーズや揚げ物などのおつまみを少しずつでも食べることで、常に胃の中に食べ物がある状態にしておいてください。
最近の研究では、お酒を飲んでいるときに「トマト」を摂取すると血中アルコール濃度を低下する効果があるという実験結果もでています。居酒屋定番メニューの「冷やしトマト」だけでなく「トマトジュース」を一緒に飲むことも「二日酔い予防」に効果がありそうです。
ルール3:「お酒の種類に気を使う」
見た目に色が濃いお酒には「コンジナー」という不純物が多く含まれ、これが「二日酔い」の症状を悪化させると言われています。赤ワイン、バーボン、ウイスキー、ブランデーなどは二日酔いになりやすく、一方、白ワイン、ホワイトラム、ジン、ウォッカなどの透明のものは二日酔いになりにくいというわけです。
「お酒をチャンポンすると、次の日に残りやすい」とよく言われるのは、それぞれのお酒に入っている種類の違うコンジナーが一斉に作用するため、一種類のときよりも強烈な二日酔いになってしまうからです。
また、お酒を炭酸水で割って飲む場合も注意が必要。炭酸には血液へのアルコール吸収を促進さする働きがあるため、酔いのまわりが早くなります。二日酔いを気にするならば、空腹時のソーダ割りには注意が必要です。