フランス発祥の伝統菓子・カヌレ。
一般的に、日本に初めて紹介されたのは1990年代と言われ、一時「新スイーツ」として注目を浴びることがありました。
ある程度の認知度を得た一方、以来、どことなく「通向けスイーツ」の印象もありましたが、どういうわけかここに来てスイーツメーカー、有名菓子店、カフェなどでも続々とカヌレの新商品をリリースしています。
「第2次カヌレブーム到来では?」と囁かれる今ですが、コンビニ各社ももちろんこの波に乗るべく、オリジナルブランドのカヌレを続々と発表しています。
コンビニ3社の「カヌレ」ガチ食べ比べ!
今回は、コンビニで気軽にいただけるカヌレを、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンで食べ比べながらレビューしご紹介します。
【セブン-イレブン】「生食感ショコラカヌレ」230円(税別)
カヌレ+チョコガナッシュという創作系にして、ツウをも唸らせるであろう一品
まずは、セブン-イレブンの「生食感ショコラカヌレ」をいただきます。スペックは以下の通りです。
<1包装あたり>
エネルギー:185kacl
たんぱく質:3.2g
脂質:10.8g
炭水化物:19.0g
糖質:18.4g
食物繊維:0.6g
食塩相当量:0.06g
原材料は、牛乳、砂糖、液卵、米粉、チョコレート、バター、チョコレートコーチング、小麦粉、ココアパウダー、クリーム、ゼラチンなど。
パッケージから見え隠れする王道カヌレ+αのかわいいビジュアルが見え隠れしています。
さっそく開けてみると、カヌレの生地の上にチョコガナッシュが乗っており、さらに砂糖が模様のようにコーティングされています。
外はカリッと、中はしっとりモチモチの食感で、王道カヌレを踏襲した味わいですが、さらに口の中で、ココアの豊かな風味が広がり、実に豊かな味わい。飽きることなくアッという間に食べきってしまいそうな味わいです。
カヌレ+チョコガナッシュという創作的カヌレではありますが、カヌレを初めて食べる人はもちろん、カヌレ通をも唸らせる一品だと思いました。
製造はセブン-イレブン向けの惣菜を製造しているデリカシェフ大宮工場。
セブン-イレブンの顧客ニーズを最もよく知るメーカーによる商品なので、安定した味わいを表現できるのかなと思いました。