中華街としてのアイデンティティ
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すしざんまいの前を通る人に声をかけると、ほとんどの人が観光客で「中華街にはお寿司屋さんがなくてもいいんじゃない?」といった答えが返ってくる。
東京からいらしたキイタンさんとカヨっこさんは、「はじめは、なぜ?と思ったけど、地元の方が入るお店と聞いて納得しました。ただ、これからスターバックスやマクドナルドみたいなお店がどんどん入ってきたら中華街でなくなってしまう。そこは心配ですね」とのこと。
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確かにチェーン店ばかりになったら中華街らしさが薄れてしまう。
ただし、すしざんまいは中華街に溶け込み、根を下ろすことを前提に営業しており、中華街サイドも歓迎している。
それに、中華街もメインストリートを少し外れると実はいろいろなお店がある。
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何軒かカテゴリーからはみだしたお店があっても、それが中華街のイメージや楽しさにふくらみを持たせる営業を行うなら、街として新しい魅力も加わるかもしれない。
取材を終えて
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近隣の人にとっては、手頃な価格でおいしいお寿司屋さんが24時間365日開いているとなれば利用価値は高い。
「中華街でお寿司なんて」と思っていたけれど、実際に食べてみてすしざんまいはお店選びの選択肢に確実に入ってきた。
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中華街は新陳代謝の早い街。ここ数年は特に拍車がかかり、雰囲気ががらりと変わってきた。今では本通りに韓流のグッズショップまである。
すしざんまいを含め、ターニングポイントを迎えた中華街の今後を見守っていきたい。
※本記事は2012年2月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。
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