「夫婦喧嘩は犬も食わない」と言われるように、夫婦はささいなことが原因で喧嘩をし、たいがいすぐに仲直りしているもの。でも、犬も食わない夫婦喧嘩もこじれると厄介で、離婚にもつながりかねません。
他人同士だったふたりが一緒に暮らすのだから、意見や価値観のすり合わせは大切。喧嘩を通して上手にそれができれば、喧嘩することも無駄なことではないかもしれませんが、子どもがいればなおさら、喧嘩している姿を見せるのも、喧嘩が原因で離婚してしまうのも、よいことではないでしょう。
世間の夫婦は、どんな原因で喧嘩をして、またどんなふうに仲直りしているのでしょうか? 周囲のママたちに調査しました。
ママたちに聞いた!よくある夫婦喧嘩の原因は?
1:家事・育児分担の偏り
共働き世帯であれば特に、家事はぴったり半々くらいの負担にしたいと考える女性が多いかと思いますが、現実は育児も家事も、割合的に女性に片寄りがち。ワンオペという言葉が生まれたのも、育児や家事の負担が女性に行き過ぎているからこそ。
そんな中やはり、家事や育児の分担が不公平であると感じたり、うまくいっていないと感じるときに夫婦喧嘩になるようです。
「きっちりどちらの担当と決めている家事もありますが、名もなき家事は気づいたほうがやればいいと言っていたらほとんど気づくのは私。忙しくなってくると溜まったストレスが家事を引き金にして爆発して喧嘩になることも…」
「洗濯物の干し方とか畳み方とか、細かい部分が気になって結局やり直していたら、こっちもイライラするし、向こうもカチンときたらしくて喧嘩になりました」
家事・育児の分配や、やり方の違いなど、「私ばっかり大変」と思ってしまう状況に陥ると夫への不満が募り、喧嘩になってしまうようです。これはもはや「あるある」とも言えるほど、夫婦の喧嘩、すれ違いによくあるパターンと言えるでしょう。