
2. 連絡先がわからない場合は園や学校を通して
「園で娘が仲良しの友達とおもちゃの取り合いで喧嘩になり、友達の髪留めを壊してしまいました。
先生がふたりから話を聞いてくれて仲直りはできたのですが、髪留めは弁償しなくてはと思い、園からご両親に連絡を入れてもらいその日の夕方お母さんと職員室で会いました。
先生が事情を説明してくださり、改めて娘の行動について謝罪し、髪留めについては弁償はしないことで決着しました。
相手の保護者の連絡先がわからないときは、園を通してお会いするのが問題がないと思います」(33歳/金融)
相手の保護者と接点がないと、謝罪したくても連絡先がわからず困りますよね。
その人の個人情報をうかつに探るのはマナー違反であり、園や学校を通して連絡を入れてもらうのがベスト。
そのうえで会う都合を決め、先生の立ち会いのもとで謝罪するのがスムーズな流れといえます。
園や学校にとっても状態がわかるのでその後の対応がしやすくなり、親同士も安心して過ごせますね。

3. 仲が良くてもLINEだけで済まさない
「保育園からずっと一緒で、小学生になっても変わらず遊んでくれる息子の友達。
ある日、新しいゲーム機を持って我が家に来て、息子も交えて楽しくプレイしていたけれど負けっぱなしの息子が癇癪を起こしてゲーム機を乱暴に取り上げ、友達は泣いてしまいました。
その子のママとは普段からLINEでよく話すので、『実はこんなことがあって』とすぐに謝罪のメッセージを送り、友達が帰宅してから改めて電話、子どもからも話を聞いたママに『嫌なことをして本当にごめんなさい』と息子も伝えました。
友達とは我が家にいるときに仲直りはできたけれど、その子の本心はまた違うかもしれず、LINEで済まさずきちんと会話で謝ること、気持ちを確認することが大事だなと思います」(45歳/自営業)
お友達のママとも仲良しだと、少しのトラブルならLINEで一報を入れて終わり、というものよくあることですが、子どもの本心が見ていた姿とは違う場合はその後の付き合いに変化が出る場合もあります。
想像以上にその子はショックを受けている可能性などを考え、また話を聞いたママとのすれ違いを防ぐためにも、LINEで終わりではなく会話して謝罪の気持ちを伝えるのがベスト。
LINEやメールは便利ではあるけれど、誠意を伝えるなら会話にまさるものはありません。