4. お友達のお宅に直接伺う

「娘が、習い事で知り合ったお友達と公園で遊んでいたら相手の服にジュースをこぼしてしまい、怒られたと泣きながら電話をしてきました。

慌てて迎えに行ったらお友達の服はびっしょり、お母さんの連絡先を聞いていたのですぐに電話して謝罪、家まで送り届けることに。

お友達の飲んでいたジュースを娘がほしがって手を伸ばしたのが原因で、娘には乱暴にしてはいけないことを伝えました。

迎えてくださったお母さんに娘と一緒に改めて頭を下げ、お友達とも仲直りができました。

娘が帰宅してからの報告だったらもっと慌てたと思いますが、トラブルをすぐに聞けたときはお宅まで伺って謝ることも大事かなと思います」(37歳/セールス)

トラブルがあったときに家まで来られることに抵抗を覚える人も多いですが、上記のようにすぐ対応できる場合は、直接おうちへ伺っての謝罪を提案することも大切です。

後になれば気まずい思いで連絡することになり、また子ども同士の仲直りも早いほうが良いはず。

保護者と顔を合わせて謝罪できることは、その後のお付き合いを楽しく続けていくためにも重要といえます。

5. 菓子折りはマスト

「学校のバレークラブで、息子が練習中に友達にボールをぶつけて転倒させ、その子は膝に傷を作ってしまいました。

顧問の先生から電話があり真っ青になりながら学校に駆けつけると、その子のお母さんも来ていてすぐに謝罪、いったん別れてからすぐ和菓子店に走って菓子折りを買い、お宅へ向かいました。

おおごとになったことで息子も意気消沈しており、玄関で一緒に頭を下げ、お菓子を渡しました。

時間をおいてはいけない謝罪では、お詫びの気持ちを伝えるために菓子折りは必須だと思います」(38歳/公務員)

学校で謝ることはできたとしても、慌ただしいなかでは気持ちが落ち着かず、再度謝罪の機会を作ることはお互いにとって大切な区切りといえます。

お菓子などを持参するのは誠意を伝えるためであり、手ぶらで行くよりも相手の気持ちは穏やかになりやすく、スムーズに話し合えます。

今すぐ何とかしようと相手の家に突撃するのではなく、菓子折りを求める一呼吸で自分の心も落ち着きますよね。

時間をかけてはいけない謝罪だからこそ、お詫びの気持ちを表す品は必ず用意して伺いましょう。

子どものトラブルは事実の把握が難しい点はありますが、自分の子が悪いとわかったのなら潔い謝罪がその後の人間関係を悪化させません。

すぐに連絡がとれる相手でない場合は園や学校を頼るなど、機械を作るいろいろな手段があるはずです。

どんなときでも誠実さが相手の心を動かします。

相手の気持ちを想像し、誠意の伝わる謝罪を心がけたいですね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line