2015年にゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」から始まり、アニメ、ミュージカル、舞台など、多くのメディアミックスで人気を集めている「刀剣乱舞」。刀剣人気に火を付け、2017年「ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされるなど、社会現象にもなりつつある同作が、ついに実写映画化される。
原案は、名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う、DMMGAMESの刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」。同シリーズでは“本丸”と呼ばれる拠点を舞台とした物語をさまざまに展開しているが、映画では、新しい“本丸”での、まったく新しい物語が描かれる。
監督は『暗黒女子』(16)の耶雲哉治監督。脚本は特撮ドラマ「仮面ライダーアマゾンズ」や、アニメ「進撃の巨人」などで知られる小林靖子氏が務める。「刀剣乱舞」の実写映画化と、自分が監督を務めることになったことに驚いたという耶雲哉治監督は、「期待と同時に緊張もありますが、魅力的な刀剣男士たちと真剣な想いを胸にこの作品に取り組んでいます。そして密かに、日本映画の歴史を変えてしまおうと目論んでおります」とのコメントを公表。小林氏は、「特撮アクション畑の人間なので、“萌え”はないかもしれませんが、“燃え”はきっとあります。『実写は…』と敬遠せずに見ていただけたら幸いです」とのコメントを寄せている。
“刀剣男士”のキャストには、舞台「刀剣乱舞」でも三日月宗近を演じる鈴木拡樹をはじめ、舞台を中心に活躍する若手実力派俳優が集結。三日月宗近:鈴木拡樹、山姥切国広:荒牧慶彦、薬研藤四郎:北村 諒、へし切長谷部:和田雅成、日本号:岩永洋昭、骨喰藤四郎:定本楓馬、不動行光:椎名鯛造、鶯丸:廣瀬智紀、となっている。
『映画刀剣乱舞』は2019年公開予定。