「ドン引きした不倫相手といえば、これまで付き合った女性の写真をフォルダーに入れていた男性。

仕事の取引先で知り合った既婚者で、『かわいい』『大事にするから』と熱心に口説かれてその気になったことを今も後悔しています。

付き合い始めてからは実際にまめな連絡に食事に行くお店の予約にと、尽くしてくれていたと思います。

独身だったら彼氏として堂々と表を歩きたいと思うくらい好きになったのですが、愛情が冷めたのは彼がスマホの写真アプリを見せてくれたとき。

『LOVE』って名前のフォルダーがあって、嫌な予感がして『それには何が入っているの?』と尋ねたら、しばらく迷った末に『今までの不倫相手』と彼は答えて。

え、残しているのだ……とその時点でショックでしたが、次に彼がそのフォルダーをタップして中を見せてきたのがもっと衝撃でしたね。

そこに並んでいたのは私と同じショートカットの女性ばかりで、背景は観光地だったりドライブ中だったり、そんなもの見たくないのに平気な様子の彼にドン引きでした。

『短い髪の女性が好きで、まず外見で気に入った人を褒めまくって落としてきた』と“コレクション”について得意げな顔で話すのは見ていられませんでしたね……。

私なら不倫であっても好きな人にこんな自分は見せない、と思ったら、彼の愛情なんて結局私がたまたま好みの女性だったからなのだ、とつくづく感じてしまい。

それがきっかけで彼と関係を続ける気がなくなり、仕事の絡みがあるので角が立たないように『私じゃあなたに釣り合わないから』と嘘ばかり言って別れてもらいました。

そもそも不倫する既婚者にろくな人はいないろ思うし、二度としないと決めています」(30歳/小売業)

今の不倫相手に過去の女性を見せるだけでもどうかと思いますが、「まず外見」と口にする姿にも女性への執着の深さが見えてぞっとします。

本当に女性のことが好きなら、そんな自分がどう思われるかを想像しますよね。

そうしないのは「まず外見」だから、既婚男性の「相手の選び方」がわかると好きでいる価値もないことがわかります。