洋服や書籍、ハンドメイド作品など、インターネットのサービスを利用すれば、さまざまな商品を誰でも簡単に売り買いができる今、意外なものに高値がつくことも。そのひとつに「webサイト」があるって、ご存知でしたか?

 

個人がつくったサイトが数千万円で売れることも!

昨年2月に米大手インターネットサービス・AOLに買収された、ニュースサイト「ハフィントンポスト」のお値段はなんと3億1500万ドル! webサイトを運営している人なら思わず、「もしも、自分のサイトが売れたなら…」と妄想してしまうはず。でも、個人が運営するサイトでも売却することができるんでしょうか?

「個人が運営するサイトでも売却が可能です。当社が買収を仲介した個人運営サイトでは、数千万円で取引されたケースもあります」

そう教えてくれたのは、GMOインターネットが運営するサイト売買仲介サービス「サイトM&AbyGMO」の新井輝洋さん。個人が運営するサイトでも、そんなに高額なお値段がつくこともあるんですね!

「もちろん、サイトの内容によっては売却価格が50万円ほどだったり、購入者が見つからなかったりとさまざま。サイトの価格はページビュー数やユーザー数、利益などから算出するのが一般的ですが、最終的には売り手と買い手の希望をすり合わせながら当社がアドバイスをしつつ価格が決まります」

新井さんによると、今は売却希望者よりも、購入希望者の方が多くいる状況だそう。もしかしたら、サイト売却には大きなチャンスがあるのかも!?