5: 家にいても相手にされないから

「結婚13年目ですが、すでに仮面夫婦です。子どもが成人するまでは仕方がないので夫婦を続けています。そんな状態だから、家にいても妻から相手にされない生活がずっと続いていますね。

僕の場合は、そういう寂しさを不倫相手に埋めてもらうために付き合っています。同じ家に暮らしているのに、人として認識されていないかのようにまったく相手にされないのって、本当にしんどいですよ。

子どものためと思って我慢をしていますが、もしも不倫をしていなければ僕のメンタルがやられていたと思います。

だからといって、不倫が許されるわけではないのもわかっていますけどね……。逆に不倫がバレて離婚に進んだほうが、ひょっとしたら僕にとっては幸せなのかもしれないですね」(39歳男性/メーカー・不倫経験4人)

夫婦仲に問題があっても、不倫に逃げる行為が正当化できるわけではありません。

同情の余地はあるかもしれませんが、許される行為ではないですよね。家庭に問題を抱えているのであれば、そちらを先に解決・清算して欲しいものです。

不倫を繰り返している男性たちには、彼らなりに切実な事情が絡んでいるようです。

しかしどんな事情があるにしても、不倫は不倫。妻や家族を裏切っている事実は変わりません。

身勝手な理由で不倫に走るような男性を事前に見極めて、結婚しないことが1番の対策になりそうです。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」