・挽いた豆の均一性
細挽き、中挽き、粗挽きも比較的均一になっていますが、粗挽きは少し不揃いですね。
【MonoMater(モノマスター)9月号増刊】(左から)粗挽き、中挽き、細挽きになります。
これは、ハンドルを回すスピードが速くなったり遅くなったりと一定ではなかったからです。慣れてくれば、粗挽きのほうも均一の大きさになると思います。
・挽いた豆でコーヒーを煎れてみる
今回は細挽きと粗挽きの2つを試してみました。
コーヒー豆は焙煎されると空気にさらされることで酸化し、豆本来の風味が失われてしまいます。そのため、コーヒー豆の風味を最大限に楽しむには、ドリップする直前に挽くのがベストな方法とされています。
コーヒーフィルターをセットし、その中に挽いた豆を入れてお湯を注ぎます。細挽きのほうが粗挽きよりドリップに少々時間がかかりました。
【細挽き】ドリップに少々時間がかかります。
【粗挽き】ドリップ時間は細挽きより早いです。
粗く挽いた場合でも、コーヒーの心地よい香りがしますが、細かく挽くと、より強い香りを感じることができます。
細挽きコーヒーは味が濃いめ。コクがあり酸味はなく苦みがあり、粗挽きコーヒーは軽くてまろやか、苦みはなく酸味があります。しかし、どちらも華やかな味わいのコーヒーであることは確かです。
細挽きのほうが、色も濃いめでした。
細挽きコーヒー。
粗挽きコーヒー。
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