5:子どもを預けやすいが、義両親の負担になることも

子育て世代の夫婦にとって、義両親との同居は、ちょっとしたときに子どもを預かってもらえるなど心強い面もあります。なかには幼稚園や習い事への送迎までも義両親にお願いしているという人も!

もちろん双方が納得しているなら問題ありませんが、義両親のなかには「しょっちゅう預かっているのにお礼も言われない」「反抗期の孫の面倒を見るのがしんどい」という人も。

「一緒に住んでいるのだからやってもらって当然」という態度は不満がたまるので注意。

6:将来的に介護が必要になる可能性がある

同居・別居に関わらず、親の介護は子ども世帯にとって大きな悩みとなるもの。特に同居している場合は、食事や洗濯、病院への送迎など義両親の日常的なケアが必要となり、自分の仕事や生活とのバランスに悩む人もいます。

元気なうちは想像しづらいですが、将来介護が必要な場合はどうするのか、義両親の意向も含めて話し合っておけるとよいかもしれません。

一昔前は当たり前だった同居もライフスタイルの変化に伴い、選択する人がかなり少なくなっています。経済的な面や、家事や子育てにおいてはメリットもありますが、事前にしっかりと話し合いやシミュレーションをしておくとよいでしょう。

ライター。音楽系の出版社で6年間勤務した後、かねてからの目標であったアメリカでの短期留学を果たし、現地でフリーペーパー制作のボランティアを行う。帰国後は、実用書を扱う出版社にて女性エッセイや心理本などの編集を担当。その後、ライターとしての活動を始める。北欧のヴィンテージ食器が好き。