他者と比べない

隣の芝生はいつでも青い。他者と比べて、満たされない感を増幅させても仕方ないこと。人との比較は、妬みや嫉みに繋がりやすい。他者と比べるのをやめて、過去の自分と比べて、理想の自分に近づいている自分を褒めてあげる。そうすることで、幸福感は増していきます。

同棲している彼が、家事をしてくれないと嘆いていた友人がいました。彼女もフルタイムで仕事をしていますから、半分とは言わなくても、家事をして欲しいというのが本心。でも、ここで、家事を手伝ってくれる友人の彼氏や旦那さんを羨まない彼女。その友人は、脱ぎっぱなしにしていた服を彼が自分で畳んだり、時々料理をしてくれるようになった部分を、“進歩”として、とても大切にしています。

周囲から見れば、大変そうなのですが、彼女は「全くやってくれない」から「ちょっとやってくれる」という変化に焦点を当てているので、日々幸せが積み重なっているようです。もちろん、彼女はとても幸せそう。

「いいなぁ」と人を羨むのではなく、昨日よりちょっと前進した状況を喜べることが幸せになる心構えのひとつではないでしょうか。

 

自分の強みを知る

できることより、できない部分が気になるのは、私だけではないと思います。でも「ここがダメ」「あれもできない、これもできない」とダメな部分ばかり気にしていると、幸せにはなれません。

ダメな部分を気にし始めると、気分が落ち込んだとしても、幸福な気持ちにはなりませんよね。ですから、これが私の強みと思える部分を認識できれば、自信になり、キラキラ輝けるもの!

銀座では「美人はナンバーワンになれない」と言われているのですが、これは本当。自分の強みを磨いて、それを上手にアピールできる人がナンバーワンになっています。自分の強みで勝負して、輝いている女性が多いのです。例えば、話し上手な女性は、場を盛り上げる役割を担い、お客様の気持ちを解して、その存在感を示しています。

自分の強みを知ってそれを活かせれば、自信がつき、心の満足感や幸福感につながるのではないでしょうか?

 

幸せな女性と話していると、幸せは、自分の内側の変化で得られるのだと感じます。
一度、この3つのポイントを意識してみてはいかがでしょうか?

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。