(C)「こむぎの満腹記」製作委員会

 ドラマ「こむぎの満腹記」の取材会が行われ、主演の原菜乃華がドラマの見どころや撮影時のエピソードなどを語った。

 本作は、パン・パスタ・うどん・ラーメン・お好み焼きなど、炭水化物まみれの“小麦グルメ”に魅せられた女子大生の橘こむぎが、カロリーを気にしないで、おいしい小麦料理を求め、さまざまなお店を訪れる深夜の背徳系炭水化物グルメドラマ。原にとってテレ東ドラマ初主演作となる。

 主人公のこむぎ役を演じる原は、「普段から『おいしそうに食べるね』とよく言ってもらえるので、すごく自分にぴったりの役だなと思いました。私自身も小麦料理が好きなので、撮影が楽しみで仕方がなかったです」と笑顔でコメント。

 ドラマの魅力について「おいしい料理だけではなくて、(ロケ地の)群馬県高崎市の皆さんの人柄の温かさや、謙虚で温かい群馬県の県民性にフォーカスを当てているのが今までにないポイントになっています」とアピールした。

 実際に撮影に臨んだ感想については、「信じられないくらい楽しかったです。料理をおいしく食べながら、ごほうびのような時間でした。ついたくさん食べたくなってしまうのですが、次のシーンではおまんじゅうを食べるから今はこのくらいにしておかないと…というように量を計算しながらの撮影でした」と振り返った。

 「テレ東には魅力的なグルメドラマがたくさんありますが、参考にしたドラマはある?」と聞かれると、「撮影に入る前に『孤独のグルメ』を見させていただきました。どんなふうにナレーションでしゃべったら料理がおいしく見えるんだろうとか、おいしそうにガツガツ食べるのってどういうふうにやるんだろうとか、食べているときの表情を研究しました」と回答。

 作品の内容にちなみ、「原さん自身がこよなく愛しているものは?」との問いには「私はギョーザがすごく好きで、焼きギョーザをよく食べます。撮影が終わったら食べに行こうと思って、おいしいとおすすめのお店や有名なお店を調べて携帯に保存したりしています」と声を弾ませた。

 ドラマは、9月29日と10月6日、金曜深夜24時52分から2週連続で放送(全2話)。

(取材・文/小宮山あきの)