Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔の初主演映画として話題を集めている『劇場版 仮面ティーチャー』(2月22日公開)の完成披露プレミア上映会が、ちょうど公開1ヶ月前となる1月22日、新宿バルト9で行われ、一般の人には初のお披露目となる劇場で藤ヶ谷と斎藤工、遠藤憲一が舞台挨拶を行った。
本作は昨年7月に放送された、藤沢とおるの同名コミックが原作の大ヒットドラマを映画化したもの。教師による体罰が禁止された社会を舞台に、「力」による指導を許された特別な立場でありながら、生徒と「心」で向き合うことを選んだ仮面ティーチャーこと教師・荒木剛太が新たな試練に立ち向かう姿を、映画ならではのドラマチックな展開とスケールの大きなアクションで描いた新時代のヒーロー・ムービーだ。
そんな超話題作だけに、この日は通常の完成披露試写会と違って、さまざまなサプライズを用意。劇場内の売店やチケットカウンターなどにも“仮面”をつけた人々が。そんなちょっと異様な空気に包まれた9Fのメインロビーには16時ごろからパラパラと藤ヶ谷や『仮面ティーチャー』のファンらしき女子たちが集まり始め、それから30分の間にその数がロビー全体を埋め尽くすまでになってなった。開場までまだ1時間以上あるのに、みんな早くも興奮している。いったい何が始まるのだ!?
そう思って様子をうかがっていると、16時40分、モニターに映し出された『劇場版 仮面ティーチャー』の予告編に続いて、ロビーの上にあるバルコニー状のスターステージに出演者の斎藤工と遠藤憲一とともに、なんと仮面ティーチャーが登場した。
ここで場内は「キャー!」という絶叫とともに一気にヒートアップ。そして斎藤、遠藤に続いて仮面ティーチャーが挨拶する番に。そこで「やっぱり仮面を取ってもらいたいですよね?」と司会者。その言葉にうながされて仮面ティーチャーがいったん舞台のそでにはけ、代わって藤ヶ谷が登場すると会場の「キャー!」のボルテージはさらにアップして、すごい熱気に包まれた。
その「キャー」が如何にスゴかったかは、遠藤の「この声援はヤバいな。舞台挨拶でこんなに熱いキャーという声援を聞いたのは初めて」というコメントからも分かるはずだ。
しかも斎藤や遠藤が話している途中途中で「キャー!」の声が起こるので、遠藤は「何々?」と興味津々。藤ヶ谷に「ちょっと笑ってみて」と言って彼がその通りにすると、思った通り、「キャー!」「キャー!」という声が上がる。
最後には司会者から「遠藤さん、藤ヶ谷さんで遊ばないでください」と注意される始末で、藤ヶ谷も「僕はあまり笑わない印象があるみたいで。でも、僕も普段から笑いますからね(笑)」とおどけて見せ、その仕草にまたまた大きな歓声が湧き上がった。