これは深海生物でもメジャーなオウムガイです。100~600mあたりに生息しています。こう見えてもタコやイカに近い種類。
殻は水深800mくらいになると水圧に耐えられず割れてしまうそうです。
1階フロアの一番人気といえば、ダイオウグソクムシです。大きな水槽に数匹います。ほとんど動きませんが……。
小さいのはオオグソクムシです。なぜかペアでじっとしていることが多いので親子みたいですが、基本的に別な種類です。
ちなみに、ダイオウグソクムシやオオグソクムシはダンゴムシの仲間。危険を感じると身体を丸めますが、ダンゴムシのように完全に丸まることはできないようです。
サナダミズヒキガニです。
のし袋についている水引のような脚を持つことからこの名前がつきました。
ボウズカジカです。100~500mほどのところに住んでいます。
体全体がゼリー状の皮膚で覆われています。あまり動きません。
水槽からこちらを見ていました。
なんだこれって感じですが、これはヤマトトックリウミグモといいます。身体が小さいため、内臓や生殖器官が脚にも入っています。
名前はウミグモですが、エビやカニに近い種類です。
はい、これはなんでしょう? 正解はカブトガニです。なぜか逆さまになって泳いでました。
ちゃんと正常な状態に戻りました。カブトガニは脚がワシャワシャしてますね。
僕が一番好きな深海生物、メンダコもいるんです。撮影禁止だったのが残念でしたが、生きているメンダコを見られて幸せでした。
すごい身体が柔らかく、運搬にすごい気を使うそうです。泳いでいる姿がかわいいんですよね。
目の下が光るヒカリキンメダイもいます。こちらは真っ暗なブースで鑑賞するため、写真は撮れませんでした。
真っ暗ななか、緑色に光るヒカリキンメダイ、なかなか幻想的でしたよ。ホタルを見ているみたいでした。
ちなみに、1日2回ほど「深海ゼミ」というのが開催されます。内容は毎回違うようですが、僕が見たときは、実際に深海生物に触れました。
メンダコです!
時間が合わなくて実際に触ることはできなかったんですが、メンダコを間近で見られて感動しました。
メンダコはかわいいなー。
豆知識その1 駐車場が混んでいるときは?
今回、日曜日に車で現地に行ったのですが、車が混んでいて駐車場に困りました。
現地には大型の有料駐車場がいくつかあるのですが、どこも満車。
困っていたら、なんだか魚市場のほうに続々と入っていくのを目撃。どうやら日曜日は市場が休みなので、駐車場として開放している模様。しかも、無料! 屋根も付いているし、快適です(すごい魚臭いですけど)。タイミングが合えばぜひ利用したい駐車場です。