こちらはシーラカンスの剥製。迫力があります。冷凍標本よりも近くで見られます。

 

よく見ると、補修された後があります。しかし、近くで見ると怖いですね。

 

ヒレです。シーラカンスは、ヒレに関節があります。哺乳類や両生類の脚のような構造なのです。どうやら魚類から両生類への進化途中で止まってこのような姿になったよう。

シーラカンスは生態などが謎に包まれていますが、最近ではCTスキャンなどで徐々に明らかにされています。

 

口も大きいですね。歯があります。肉食なんでしょう。迫力ありますよ。

もし海でシーラカンスに出会ったら、ちょっと太刀打ちできない感じです。

 
 

実はこのフロア、哺乳類がいます。その名もハリモグラです。大きなガラス張りのブースに3匹います。僕が見ていたとき、ちょうど餌の時間で、飼育員のお姉さんが3匹をチョンチョンと叩いて起こして回りました。すると、1匹だけのそのそっと起きがってきました。

そして餌のところまで歩いてきました。か、かわいい。口が長い。
 

そして餌を食べます。アリクイなどと一緒で、野生ではアリなどを食べているようですが、水族館では液状の特製フードを食べています。

長い舌でなめて食べています。背中向けて食べてました。

 

ちなみに、起きてきた1匹以外は、起こされても丸まって寝たまま。飼育員のお姉さんによると、餌の時間になっても3匹とも起きないこともあるようです。1匹だけでも起きたのを見られたのはラッキーだったのかも?

しかし、なぜハリモグラがここにいるのでしょう。実はハリモグラ、哺乳類ですが卵を産む単孔類なのです。カモノハシと似たような感じです。

魚類から両生類への進化過程の途中であるシーラカンス、鳥類から哺乳類への進化の謎を秘めたハリモグラ。両者とも進化の謎を持っているということで、同じフロアに展示されているんだそうです。いやー、ハリモグラかわいかったなー。

ちなみに、2階フロアにはアロワナなどの古代魚(もちろん生きてます)や、サソリ、ゴキブリ(昆虫系は写真掲載自粛)なども展示されています。まさに古代ワールドなんですね。

 

豆知識その2 クーポンをゲットして100円引き!

沼津港深海水族館の入場料は、大人1600円、小・中学生800円、幼児400円です。しかし、「まぷ~」というサイトにあるクーポンを印刷して持っていくか、スマートフォンの画面で表示して見せると、100円引きになるのです。

家族で行く場合など、かなり節約になりますね。お出かけ前にチェックしておくといいでしょう。

 

館内ショップもめくるめく深海ワールド

水族館のお楽しみといえば、やっぱりおみやげコーナー。しかも深海水族館ですから、期待できますね。いろいろな種類のおみやげがありましたよ。

まずはぬいぐるみコーナーから。

 

かわいいダイオウグソクムシのぬいぐるみです。

僕は個人的にダイオウグソクムシ好きなんですが、お嫌いな方はお嫌いですよね。おみやげには難しいかな。

 

ダイオウグソクムシのiPhone 5カバーもありました。スリムなiPhone 5がでかくなっちゃいますね。