タビカレガールズのライブ、そして総合部門1位の観光地は…!?
さらに今回のタビカレ学園祭のために結成された人気声優ユニット「タビカレガールズ」によるライブも開催されました。
タビカレガールズは、渡部優衣さん、山口立花子さん、楠田亜衣奈さん、西森梨花さん、鷲見真美さんで結成された5人組で、この日は『君に伝われ Wonderful JAPAN!』『RomanticJourney』の2曲を披露していましたよ。
グランプリは、まさかの漢字で町おこし!?
さてさて各種イベントを見ていると、あっという間に授賞式の時間に。ついに各賞の発表です。
今回の『タビカレ総選挙』で総合部門1位を獲得したのは……福島県・喜多方市のプレゼンテーション『「☆」って、読めっかよ?漢字のまち喜多方』でした!
……って、肝心の☆の文字がブラウザ表示できずもどかしい! 説明しましょう。
喜多方ラーメンなどで知られる福島県・喜多方市は、近ごろ漢字のルーツである「古代文字」をはじめとする漢字ブームが到来。「漢字の市内散策」「古代文字ワークショップ」など「漢字のまち」として注目を集めているのです。ということで☆には古代文字が入っているのでした。実際の文字はぜひ公式HPで確認してみてください。それにしても漢字を町おこしにしてしまうとは、斜め上のナイスアイデア!
また個人的に面白かったのがPR大賞を受賞した『札幌市・小樽市「ロリカワツーリズム●小樽・札幌でロリカワしよう!」』(●は黒ハート)。異国情緒あふれる小樽&札幌の町並みがロリータ・ファッションにピッタリ!という発見から、「小樽と札幌をポップカルチャーの聖地に!」という取り組みが行われているのです。
ロリータ・ファッションで写真撮影したいスポットを紹介する「ロリカワガイドマップ」を作ったり、ロリータ・ファッションのカリスマを招いてのイベントを実施しているそう。知らぬ間に北海道がそんなことになっていたとは……! いつの日か秋葉原や原宿に変わって、札幌・小樽が日本のポップカルチャーの中心地になる日が来るかもしれません。
この他にもさまざまな賞が発表されましたが、イベントを通して感じたのは、誰もが知る観光地や名物がない土地でも、もともとある資源の見せ方を変えることで、あらたな魅力をアピールできるものなんだということ。喜多方の漢字しかり、札幌・小樽のゴスロリしかり、ちょっとの発想の転換によって、身近なところに隠れている観光資源を掘り起こせるんですね。
うーんまだまだオモシロが隠れているぞ、日本! というわけで日本の観光に秘められた可能性をビビビッと感じることができた『タビカレ学園祭』でした。どれも創意工夫に富んだツアーばかりだったので、詳しくはタビカレ公式ホームページをチェックしてみてくださいね。