年末年始に食べたい料理といえば『カニ』!!
中でもアラスカ産のズワイガニは「オピリオ種」と「バルダイ種」の2種類あり、バルダイ種はオピリオ種より脚が太く大ぶりなことから「オオズワイガニ」と呼ばれています。今回、アラスカで漁獲されたバルダイ種は「アラスカクイーンクラブ」というマーケティングネームでイオン各店で販売されています。
そんな極太で贅沢なズワイガニ「アラスカンクイーンクラブ」は12月中旬より、関東、北陸信越、東海、近畿、中四国エリアのイオンやイオンスタイル約360店舗で販売中。ぜひこの機会にチェックしたい一品です。
本記事では魚屋の森さんも絶賛のカニ「アラスカクイーンクラブ」の魅力と、美味しい食べ方を実食レポートします。
最高級のズワイガニの産地「アラスカ」
まずは、「アラスカ産のズワイガニがなぜ極太で美味しいのか」に迫りたいと思います。
最高級のズワイガニの産地、アラスカはカナダを挟んだアメリカの最北端に位置する49番目の州。総面積170万㎢に及ぶ広大な地域の95%以上が、氷河やフィヨルド(氷河による侵食作用によって形成された複雑な地形の湾や入り江のこと)、森林などの原生そのままの自然が残り、その豊かな大地から流れ込んだ自然の栄養分が海の恵みを育んでいます。
また漁業が盛んなアラスカは、世界中がサステイナブルに注目するずっと前から、天然の水産資源の重要性が憲法に記されていて、現在では“サステイナブルな漁業の成功例“としてアラスカの漁業が世界で高く評価されています。
サステイナビリティとは、「自然環境や社会、人々の健康や経済など、あらゆる場面において将来にわたって機能を失わずに継続していく」という、概念です。
アラスカでは水産資源と漁業が持続的に存続するよう長年にわたり様々な取組みを行っています。
その中でも「それぞれの魚の資源量を維持できるよう乱獲しないこと」と「魚だけでなくそれを取り巻く生態系全体を守ること」は、責任ある漁業として約束され、厳しく管理されています。
アラスカ産シーフードは100%天然
漁獲量など厳しく管理されているアラスカで獲れたサステイナブルなシーフードは100%天然。養殖は法律で禁止されているというから驚きです。
実はアラスカ産シーフードは、米国全土で生産されるシーフードの60%を占め、また日本が米国から輸入しているシーフードの内65%を占めていて、日本にとっても身近な食材なんです。
スーパーの棚に並ぶ魚介類の産地で「アメリカ産」とあるものは、「アラスカ産」のものが多数あります。
たとえばホッケや鮭、タラなどをすり身にした練り物や数の子など日本のお正月料理にも欠かせない商品もアラスカ産であったりします。
“魚屋の森さん”がハマった「アラスカ産ズワイガニ」の魅力
毎日のように口にしている魚介類のことなので、もう少しアラスカ産のシーフードについて知るために「イオンスタイル 品川シーサイド」で行われたイベントを取材。
同イベントには、アラスカシーフードマーケティング協会のトレード・レプレゼンタティブの家形晶子さんと、アラスカシーフードスペシャルアンバサダーの“魚屋の森さん”こと森朝奈さんが登場し、アラスカ産ズワイガニ「アラスカンクイーンクラブ」の魅力と美味しい食べ方を話してくれました。
森さんは名古屋で自身の父が創業する鮮魚店の専務を務める傍ら、“魚屋の森さん”として、旬の鮮魚の紹介や調理法などを披露。チャンネルの登録人数は30万人を超える人気のYouTuberでもあります。
そんな魚のプロフェッショナルである森さんは、実際にアラスカへ行ってアラスカシーフードを調理しその美味しさを味わうとともに、サーモンフィッシングなど自然と共生するアラスカらしい体験を通してアラスカシーフードの魅力を知っていただくプログラムに参加。
サステイナブルな漁業に感銘を受け、それまで意識していなかったアラスカ産のシーフードにハマってしまったそう。
冷凍で提供されている「アラスカンクイーンクラブ」は、解凍の仕方で大きく味が変わるそうです。
生とボイルの2種類あり、どちらも袋に入れて流水で解凍するのが美味しく食べるコツだとか。