なにか変わったところはある? 4年間で見えてくる男女の恋愛観の変化とは
株式会社medibaが2010年、15~29歳の男女700人に行った「若者の恋愛に関する調査 [ https://www.mediba.jp/news/files/news101210.pdf ] に、こんな興味深い統計データが寄せられていました。
まず恋人の有無について聞いたところ、「恋人がいる」と答えた25~29歳の男性は44%。「いない」と答えた男性は56%だった、とのこと。一方で「いる」と答えた同年齢の女性は57%、「いない」と答えた女性は43%でした。
調査人数に違いはありますが、対象年齢は同じ25~29歳。前述の意識調査に比べて、どことなくこっちの結果の方がしっくり来る、という人も少なくないのでは?
調査データは4年前のものですが、もしかしたら数年前は“それほど恋愛の存在が、男女のなかで大きかった”と言えるのかもしれません。
交際期間、出会いのきっかけ……恋愛の仕方に目立つ時代の変化はない?
ほかにも男女の交際期間について、こんな結果が出ています。
25~29歳の男性のなかで、一際多かった交際期間は「3年以上」で36.4%。同じく女性も「3年以上」が最も多く43.9%でした。どうやら男女どちらも年齢が若いほど交際期間は短く、年齢を重ねるほど交際期間は長い傾向にあるよう。この辺りはいまの恋愛観にも通じるところがありそうですね。
また、恋人と知り合ったきっかけについても、同年齢の男女は「学校・職場が同じ」が最も多かったという結果も出ています。順に「友達の紹介」「SNSで知り合った」と続いていることから、こちらもいまの恋愛観に比べてこれといった違いはなさそう。
ただしSNSには流行があるので、いまでこそFacebookやLINE、twitterが主流ですが、ツールによって出会いのきっかけやアプローチに若干の違いはあるのかも。少なくともこの4年間のなかで、“恋愛の仕方”に変化は見られなさそうですが、“恋愛に対する男女の意識”は徐々に変わりつつあるかもしれませんね。