「このアプリケーションでは、紙幣イメージの編集はサポートされていません。」

先日、紙幣をクリップするためのグッズの画像を画像編集ソフト「Adobe Photoshop」で開こうとしたところ、データが開けずこのような警告メッセージが表示されました。
 

メッセージにリンクされていたWebページに飛んでみると、そこには世界各国の紙幣偽造に関する法律のデータベースが。

どうやらアプリケーションに「紙幣を偽造しようとしてるんじゃないの?」と判断されたようです。Photoshopを紙幣偽造などに悪用されないための措置ということですか……。
では、その性能はいかほどのものなのでしょう? 

いろいろな状態の紙幣をスキャンして、Photoshopで開けるかどうか実験してみました!

 

第1ラウンド:紙幣全体が写っていなかったらどうなるの?

まずは紙幣を折り畳んでスキャンしてみます。畳めば畳むほど面積は小さくなり、Photoshopが紙幣と判断できる要素が減っていくわけです。

一万円札の右上が残るようにして2分の1、4分の1、8分の1と折っていくと……すごい! 全部紙幣と認識してしまいした! 

 

「さすがにコレは厳しいかな~もはや諭吉さんの口元しか写ってないし。」と思いつつ、紙幣を横に細長く6分の1にしたものも試してみたところ、きちんと紙幣と認識して開けませんでした。

これは思った以上の性能です……。