そして伊東が6倍にチャレンジ!
吉田のガッツポーズを横目に、伊東が挑戦する6倍の激辛ラーメンができあがった。
激辛6倍。2倍とスープの色が明らかに違う。
おそるおそる麺をすする。
と、次の瞬間。
「辛っっっっっっ!」
普段から味噌汁に一味唐辛子を入れて飲んでいるほど辛い物が好きな伊東だが、あまりの辛さに顔が歪む。
「口から火が出る」と叫んだり咳き込んだりして情けを誘いつつ麺をすする。
そして麺が無くなってきた終盤。箸がとまる・・・。
「やばい、お腹が痛くなってきた・・・」と伊東。それでも、懸命に麺をすすろうとする。
やっと新人の意地を見せたのか、編集長をギャフンと言わそうと思ったのか、麺は完食した。
完食を目指して、恐る恐る唐辛子を一口かじると涙目に。
負けじとスープを飲もうとするが・・・スープの油のパンチが効いているのか?
・・・ギブアップ。ここで20分が経過した。
慰められることもなく、すぐに吉田から説教をくらう伊東。
吉田:俺はちゃんと食べられたのに、お前は何だ!
伊東:すみません・・・
吉田:本当だよ。だからお前は・・・
伊東:そこまで言うならこれ、このスープ飲んでみてくださいよ!
吉田:え・・・!?
伊東に言われ6倍のスープを飲む吉田の顔に再び汗が。
一口飲んで・・・「すみませんでした」。
「だから言ったでしょ」と立場が逆転した。
斎藤店長に、激辛メニューに挑戦する前に注意することを伺うと、「胃の粘膜を保護するために牛乳などの乳製品を摂ってからの方がいい」とのこと。
取材を終えて
激辛チャレンジメニューにも失敗した伊東。八ちゃんラーメンはひと口目に「美味しい」と感じるので、麺を食べることはできたが、唐辛子の泳いだ真っ赤なスープを飲み切ることができなかった。
唐辛子の量が増えれば増えるほど、唐辛子を焦がさないために油の量を増やさざるをえないため、スープが油っぽくなってしまうそうだ。
しかし、こういった「激辛」や「大盛り」のメニューを提供する飲食店が少なくなっている中、16年変わらず続けている八ちゃんラーメンのようなお店に出会うと嬉しくなる。
このまま変わらず、お客さんに楽しいサービスを提供してもらいたいと願うばかりだ。
◆八ちゃんラーメン
住所/横浜市旭区善部町66-11
電話番号/045-365-9095
定休日/毎週月曜日
※本記事は2013年4月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。
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