(C)「95」製作委員会

 高橋海人が主演するドラマ「95」(テレビ東京系)の第4話が、29日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
 
 本作は、早見和真氏の青春小説が原作。大人の作った社会の仕組みにあらがい、大切なものを守りながら1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱き青春群像劇。 

 人気雑誌『ストフリ』で活躍する江戸橋学園の宝来(鈴木仁)に声を掛けられ、家で飲むことになった秋久(高橋)。家には両親はおらず、ストフリを愛読している姉・淳子(桜井日奈子)1人。宝来が家に来たことで舞い上がった淳子の部屋に、宝来が入って行き…。秋久はさまざまな思いを1人で抱えることになる。

 ある日、様子がおかしい秋久を心配したドヨン(関口メンディー)が事情を聞き、翔たちは傷つけられた秋久のために反撃に出る。

 ラストでは、45歳となった秋久(安田顕)が、「音楽業界の歴史」をテーマにした取材と称して個人的な内容ばかりを聞いてくる音楽ライター・新村萌香(桜井ユキ)に、「君は誰だ。セイラ(松本穂香)の何なんだ」と問う。

 すると、新村は「何となく気付いていたんじゃないですか? あの人の娘です」と打ち明ける。

 放送終了後、SNS上には、「けんかのシーンは迫力があった。海人くんや演者の皆さんの熱演がすごかった」「ドヨンを演じる関口メンディーの存在感を感じる回だった。Qの心情を思うと胸が締め付けられた」「テレビドラマでタバコを吸う、殴るなどの衝撃のシーンを、テレ東60周年記念ドラマでリアルタイムでやるのはテレ東の本気を感じるし、見入ってしまった」などの感想が投稿された。

 また、ラストの展開について、「音楽ライターさんがまさかのセイラの娘だと判明してビックリ…父親はまさか?」「来週は秋久とセイラが急接近しそうだし、現代のQちゃんの前に現れた女性はセイラの娘!? 2人に何があった!?」「新村さんは、もしかして秋久の子でもあるのか? 新村さんの狙いは何だろう…」といったコメントが寄せられた。