マッチングアプリ、出会い系、元カレ、元カノ――ある日からLINEが急に既読にならない。「ひょっとしてブロックされた?」と不安になった経験は誰しもあると思います。LINEでは、公式にブロックされたかどうかを確認する方法はないとされていますが「LINEでブロックされているか確認できる」と評しているアプリが存在します。その中でも代表的なのが、「Friendships Pro」です。LINEアカウントと連携し、つながっている“友達”にブロックされているか確認できるというものだ。
利用するまでの流れ
料金は、無期限2000円と1週間800円。つながっているかどうか、だけ確認してサブスクを解約する前提で1週間プランを選択しました。
課金した後は、LINEのメアドとパスワードでログインする必要があるので、パスワードをしっかり思い出しておく必要があります。
ログインした後は、ブロックされたか確認したいアカウントを画面から探します。
分析を開始するというボタンを押すと、解析が始まります。だいたい2~3分もすれば結果が出てきます。
結果はというと、筆者は(返事がすっかりこなくなった)六つのアカウントを調べた結果、三つのアカウントからブロックされていることが分かりました。
結論からいうと、どうやらこのアプリはブロックされているか、どうかを確認できるようです。しかし、何度か同じ内容でチェックをするとブロックされていないと表示されることもあるので、何度かチェックしてみる必要があります。
「FriendshipsPro」で気をつける問題点
ただ、このアプリでは気をつけなければいけない点がいくつかあります。
結果が正しいとは限らない
公式にはブロックを確認できないとされているのだから、結果が正しいとは限りません。ただし、今回の調査では結果が正しかったといえます。
ずっと使えるとは限らない
LINEが検査方法をさせないよう、策を講じる可能性は考えられます。なので、課金をしても使えなくなってしまうかもしれません。
解約が分かりづらい
通常、サブスクアプリはiPhoneならばアプリストアのサブスクリプションから選択して解約するのですが、このアプリは出てきません。必ず「購入履歴」をチェックする必要があるのです。
購入履歴に「Extenshion Pro A Weekly」と出てきます。そう、なぜか、Friendships Proとは出てこないので要注意です。このサブスクリプションをオフにすることで自動継続を止めることができます。購入して、すぐにサブスクをオフにして1週間は使えるので、心配なら先にオフにしておくことをおすすめします。
ブロックされた理由とは
さて、筆者はなぜ相手にブロックされてしまったのでしょう。読者の皆さんも同じ轍を踏まないよう、参考として思い当たること共有させていただきます。
カレンダー機能の乱用を気をつける
次に会える日程が決まって、うれしさのあまりLINEのカレンダーで日程を入れまくって共有しました。おそらく、気持ち悪かったのでしょう。
アナウンス機能をオン
カレンダーで会う日を忘れられたくないため、アナウンス機能をオンにしていました。おそらく、気持ち悪くなったのでしょう。
追いLINE
追いLINEは絶対にダメです。しつこくしないことが重要です。
新月と満月の日は要注意
いみじくも返信がこなくなったのは、満月の日と新月の日でした。体調に波が起きやすいときに、「カレンダー機能の乱用」「アナウンス機能のオン」「追いLINE」のようなことをするのは非常にリスキーだと実感しました。(ITジャーナリスト・レイ坂本)
レイ坂本
ITジャーナリスト。晋遊舎MONOQLO『クチコミ信者の銭失い』、週刊アスキー『ウイルスなんて死んじゃえばいいのに』、ラジオライフ『技適トラベラー』などのコラムを連載。