(左から)伊礼彼方、松村雄基、甲斐翔真、望海風斗、平原綾香、井上芳雄、橋本さとし、K (C)エンタメOVO

 「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」囲み取材が19日、東京・帝国劇場で行われ、出演者の望海風斗、平原綾香、井上芳雄、甲斐翔真、橋本さとし、松村雄基、伊礼彼方、Kが登壇した。


 本作は、バズ・ラーマン監督による名作映画をきらびやかなマッシュ・アップ・ミュージカルとして上演。日本では、2023年6月24日にプレビュー公演の幕を開け、他に類を見ない非日常空間と、熱気あふれるステージで千秋楽まで多くの観客を魅了した。今回の公演は1年ぶりの再演で、サティーン役を望海と平原、クリスチャン役を井上と甲斐が初演に引き続き務める。


 望海は「去年は私たちも初めてのことばかりで、セットも音楽もすごく壮大な中で、やることに追われていた部分もありましたが、日が経つにつれて、お客さまと楽しめるポイントを一緒に作っていった感覚がありました」と振り返り、「お客さまも一緒にエネルギーを出してくれて熱く盛り上がれる作品。今年はそれを知った状態でお互いにスタートできるので楽しみです」と語った。


 平原は、「まだ初日も開けていないのですが、来年はないんだなという寂しさがあります。去年は来年があるからと思っていたんですが、ああ、ないんだと思っているというのが、今感じている手応えです。海外チームがギリギリまで細かく日本だけの演出をしてくださっているので、今年はまた違う、日本だけの公演ができる気がしているので、とても楽しみにしています」とコメント。


 一方、井上は「(昨年の初演では)チケット代が(通常の公演よりも)上がっていたので、どれだけ豪華なんだと皆さん思ってきたと思うんですが、今年もちょっとだけまた上がってます」と冗談めかして場を盛り上げながら、「ただ、僕たちはそれに見合う以上のものをお届けしようと頑張っています。どんどん華やかになってどんどんお芝居もハマっていって、よりパワーアップしていると思います」とアピールした。


 舞台は6月20日~8月7日に都内・帝国劇場、9月14日~28日に大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演。