カフェ・オ・レをいれるパーフォマンスにびっくり

アンティークブレンドコーヒーを堪能した後、「モーニング」(930円)を用意してもらった。

「アンティークブレンドコーヒーか、プラス50円で『カフェ・オ・レ』に変更できます」

もちろん、この店で人気だという「カフェ・オ・レ」をお願いした。

【トリコロール本店】 パンに眼がいってしまいがちですが、サラダにも注目。彩り豊かでボリュームもありました

しばらくするとスタッフが料理をはこんできた。皿にはトースト、サラダ、バター、ジャムがもられている。

続いて店長が、コーヒーカップと2つのポットをはこんできた。

「コーヒーとミルクは半々でよろしいですか。どちらかを多めすることもできます。お客様のお好みにあわせたカフェ・オ・レをいれさせていただきます」

カフェ・オ・レを頼んだ際、どちらかを多めにするかと訊かれたのははじめて。初回なので半々でお願いした。

コーヒーとミルクが入ったポットを、カップに近づけてそそぎはじめたかと思うと、2つのポットを頭上高く持ち上げてカフェ・オ・レをいれてくれた。

泡立ったカフェ・オ・レを見るのもはじめて。

「泡立てることで空気を含んだ、軽い味わいのカフェ・オ・レを召し上がっていただきます」

このユニークなパフォーマンスが大人気なんだそう。

【トリコロール本店】 店長が眼の前でいれてくれたカフェ・オ・レ。この泡立ちがおいしさのヒミツだそうです

眼の前でカフェ・オ・レをそそぐパフォーマンスが見たくてカフェ・オ・レを注文するお客が多いそうだ。わかる、わかるその気持ち。

実際、多く人がそのパフォーマンスをスマホで動画撮影している。

カフェ・オ・レをそそぐパフォーマンスが脚光をあびがちだが、豆にも注目したい。ミルクをそそぐので、コーヒーの味わいが残るように深煎りの豆を使っている、そんなこだわりもあるそう。

みずみずしいサラダと厚いトーストに大満足

【トリコロール本店】 モーニングのトーストは、厚いだけでなく、サクサクで、パン好きも大満足

みずみずしいだけでなく、なかなかのボリューム。レタスのサラダに、パプリカとトマトがそえてあった。

トーストはパン好きが嬉しくなるぐらいおいしかった。サクサクで小麦の風味もある、どこのパンだろうか、

「『ブルディガラ』のパン・ド・ミです。広尾や東京駅にある店舗で同じパンを購入できます」

最近コンビニでは、8枚切りの食パンが人気らしい。けれど、この店のモーニングのトーストは、4枚切りほどの厚みがあり、なかなか食べごたえがあった。