両番組の違いをまとめてみました。
【テラスハウス】
・出演者がモデルや令嬢、選手、ミュージシャンなど“手の届きそうで届きにくい人”で、リアリティに欠ける。ここでカップルにならなくても生きていけそう。恋はほかのところでもすぐにできそう。
・炊事など家事をするので家族のようになる。
・整った家が用意されている。
・基本的に自由。
・日本なので生活環境に不安なし。
・下界での刺激あり。
・自由に生活をやめたりできるので切迫感なし。
・とくに恋愛がメインではない。
・あいのりを知らない世代が見ている。
【あいのり】
・多数が公募から選ばれた一般人。恋がしたい人たち。
・炊事はしないがみんなで協力して宿を探したりご飯を食べたり、旅の醍醐味がある。
・貧乏旅行で感情移入できる。
・狭い車の中で密室。狭いのでパーソナルスペースに入ってしまう。密室効果。
・知らない土地での不安。協力しようという意識がいつも高い。
・いつも一緒なので他の娯楽や刺激、恋愛以外の楽しいことに気が移ってしまうことはない。
・告白してカップルにならないといけないプレッシャー。
・必ず恋をし帰国しなければならない。
など、同じようですがこんなに違います。
男女同数ではない、あいのり……。
女は選ぶ性、男は選ばれる性なので必然的にそうなるらしく(女は産む数が決まっているので質のいい遺伝子を厳しく選ぶ。男は繁殖できる数は決まっていない。自分の遺伝子を多く撒きたいため、いろいろな女からチャンスをつかもうとするので選んでいる暇はない。ということは、女から選ばれる性。)男が多くなっている、とはこういうことだそう。
男女のミュージックグループに限らず、仲良しグループ交際、飲み仲間、サークルなどはこの法則にのっとっているはずです。思い出してみてください。男がちょっと多くありませんでしたか?確かに、飲み仲間との会合でも、合コンではない限り毎回女子が少なかったように思います。そんな法則から外れている「テラスハウス」。カップル成立率が低いのはこのせいだったのかも。
番組開始から何か月経っていて、一組しかカップルになっていないのは確かに少ないですよね。変化をつけるために成立率をあげたければ、男を一人増やしたほうがよくなるかもしれません。
番組内で意味深モードになったりはするものの、人生相談をしあったり、とりとめのない話をしたり友情をはぐくむような部分も見えます。どうやら番組の方向性は恋愛がすべてではなさそう。とすると、恋愛要素がそれほどいらないなら、男女の数は今まででいいかも?