パナソニックは、デジタルハイビジョンビデオカメラの新製品として、女性の手にフィットするコンパクトボディで約1600mmのiAズームをもつ「HC-V300M」を2月1日に、約1400mmのiAズームをもつ「HC-V100M」を2月15日に発売する。
「HC-V300M」は、女性の手にフィットするコンパクトなデザイン。二つのズームレンズ群を動かすマルチアクチュエータレンズシステムで、約1600mmのiAズーム(広角32.4mm×50倍)を実現した。
ズーム時でも手ブレすることなく撮影できる「ハイブリッド手ブレ補正」には、従来機種で対応していた手首の縦・水平、腕の左右・上下の4軸の手ブレ補正に、歩行時に発生する回転方向の手ブレ補正を追加し、「5軸ハイブリッド手ブレ補正」としている。また、狙った音をよりクリアに拾えるズームマイクを備える。
撮像素子は、裏面照射型の高感度CMOSセンサ。暗いシーンでも、明るく撮影できる。また、超解像技術を搭載し、画面の輝度分布と画素ごとのコントラストを判断してアイリス制御と階調調整を行う映像エンジン「クリスタルエンジン・プロ」による高画質記録ができる。
上映時間と演出用BGMを選ぶだけで、ビデオカメラが撮影した映像から自動的に見どころを抽出し、BGM付きのショートムービーを作成する「新おまかせムービースライド」機能を搭載。作成したファイルは、SDカードに保存できる。
2D撮影では、AVCHD プログレッシブによる1080/60p記録に対応。速い動きにも強く、豊かな映像表現ができる。また、3D対応テレビにつなぐことで、2D映像を3Dに変換することができる。
液晶の開閉に連動して自動的に電源をオン/オフし、待機状態から約1秒ですばやく撮影可能状態に入る「クイックパワーオン」機能を備える。
内蔵メモリは32GBで、SDXC/SDHC/SD対応メモリカードスロットを搭載。サイズは幅53.0×高さ60.0×奥行き112.0mmで、重さは約241g。カラーは、コーラルピンク、ネイビーブルー、パールホワイト、ゴールドベージュの4色。価格はオープンで、実勢価格は7万円前後の見込み。
「HC-V100M」は、約1400mm(広角32.5mm×42倍)のiAズームを実現し、高感度ジャイロセンサによる手ブレ補正「パワーO.I.S.」を備える。内蔵メモリは8GBで、SDXC/SDHC/SD対応メモリカードスロットを搭載する。
サイズは幅51.5×高さ59.5×奥行き112.5mmで、重さは約225g。カラーは、シルバー、レッドの2色。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。