岡山県は倉敷市、瀬戸大橋と瀬戸内の島々を望む遊園地『ブラジリアンパーク・鷲羽山ハイランド』。

岡山・香川県民なら誰もが知る老舗遊園地で、美観地区やジーンズなどでも有名な倉敷市が持つ代表的なレジャー施設のひとつ。(因に倉敷駅前のチボリ公園は、2008年末に経営難のため11年の歴史に幕を下ろした。)

その名称が"ブラジリアンパーク"なワケが気になるところですが、"世界一怖い"とネット上でも噂になっている絶景&絶叫アトラクションがあるらしい…

2014年は、お笑いコンビ「デニス」が"アミーゴ大使"に就任しているそうで(多分植野がブラジル人と日本人とのハーフだから)、もうすぐW杯だしブラジル気分を味わいに行ってみようか、と、元地元民の著者が3世代で訪れてみました。

  

「ブラジル、スキ?」

鷲羽山ハイランドでは、"ブラジリアパーク"なだけあって、毎日サンバショーが行われています。(なぜブラジルなのか、その理由は後ほど。)

リオのカーニバルをイメージしてワクワクしながら開始の時間を待っていると、ステージに華やかな衣装をまとったお姉さんと、サンバ奏者たちが登場。ラテンなリズムと歌にのせ、どうやらサンバショーが始まったようです。

毎日行われているサンバショー。

訪れたのは5月のゴールデンウィークが終わりちょうど客足が引いた金曜日。このお日柄もあってか、踊り手はお姉さん1人でした。

サンバ隊のバルジア
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しかし、実はこのサンバショーの名物は、ダンサーではなく、サンバの歌&MCを勤めるベテラン、バルジアさん。

サンバのお姉さんと奏者達はステージにいるのですが、彼はとても自由な様子。
突然姿を消したと思ったら、マイクを持ったまま、歌いながら客と一緒に園外に出ちゃったり…

 
強引さもラテンのノリ

どうやら「ブラジル、スキ?」というのが決め台詞らしく、以前「モヤモヤさまぁ〜ず」(テレビ東京)番組内で、さまぁ〜ずも鷲羽山ハイランドを訪れていたのですが、このバルジアの「ブラジル、スキ?」攻撃から逃げようとして「ナンデ〜?」と追いかけられていました。

サンバショーを見るなら、せっかくなので園内で販売されている「ブラジル、スキ?」 Tシャツを着て、ノリノリで挑みましょう。