幼児が楽しめるエリア&アトラクションも
「バックナンジャー」を含む4種類のコースターのほか、本州西側では唯一であろうバンジージャンプを持ち、絶叫系に力を入れる鷲羽山ハイランド。
山の上の遊園地だけあって、ジェットコースターから見る景色は抜群。海はもちろん、緑も多いので、自然を感じられるのがポイントです。ただし、階段もすごい。
バンジージャンプのある頂上までいくのに、この果てしない試練が待ち構えています。
小学生くらいの子どもは楽しそうに上っていましたが、おじいちゃんおばあちゃんにはかなり辛い…
後で気付いたのですが、ぐるっと迂回すれば、スロープで緩やかな坂を歩く事ができました。メリーゴーランドなど、子どもが喜ぶ定番遊具はこのスロープ添いにあります。
ただやはり、乳幼児連れの方は、ベビーカーでは行けない場所(スカイサイクルなど)もあるのでご注意を。
幼児向けには、入園ゲートを入ってすぐの場所に、小さな子どもも楽しめる木製遊具がそろったキッズアスレチックゾーン「JANGO!」があります。ハンモックや水遊び場(一応名称は「イグアスの滝」)もあったりと大人も一緒にのんびり楽しめます。
やっぱり気になる"ブラジリアンパーク"な理由
園内のショップには、やはりブラジル関連グッズということで、サッカーグッズも売っていました。
毎日12時からは「フットボールカーニバル」というイベントもやっているそうで、ワールドカップに併せて盛り上がるかもしれませんね。
しかし、なぜブラジルなのか、何故サンバなのか…
園内を散策した限りでは、ヒントはみつかりませんでした。
ブラジルタウンといえば、群馬県の大泉町が有名ですが、特に倉敷市にはブラジル人が多いという訳ではありません。むしろ倉敷市とブラジルのつながりはこのブラジリアンパークくらいではないでしょうか?
帰宅後、ネットで探したところ、疑問の答えをYoutubeで発見。40周年記念(2011年)のキャラクターショーの中でチューピー君が語っていました。
チューピー君によると…
「ハイランドを作った人がブラジル旅行に行ったとき、1年に一度のリオのカーニバルを見て、ピカーッときたらしいでチュ」
なるほど。とってもシンプルな理由でチュ。
そんな訳で、瀬戸大橋が開通した1988年から、ブラジルのショーが始まったそうで、元々"瀬戸大橋の見える遊園地"というキャッチコピーだったところ、遂には"ブラジリアンパーク"に変えてしまったのだそう。
夏はプールもオープン。園のすぐ横に、キッズコーナーも備えたママカフェ「チャチャ」や、ボウリング場、カラオケ、ゲームセンターなど、遊びスポットが一通り揃っています。近くの鷲羽山ハイランドホテルには、天然温泉の絶景露天風呂もあるそうなので、大人はホテルで癒しを堪能するのも良さそう。
瀬戸内海の景色と"ブラジリアン"気分を楽しみに訪れてみてください。
公式HP:ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランド