2014年7月に発売予定の「妖怪ウォッチ2 本家

昨年7月に発売した3DS向けソフト「妖怪ウォッチ」の国内累計販売本数が5月末に100万本を突破(ファミ通調べ)するなど、小学生を中心に人気沸騰中の『妖怪ウォッチ』。

参考記事:【妖怪ウォッチ】大ヒットの元は子どもの悩み!? 『妖怪ウォッチ』が子どもを夢中にする理由(ウレぴあ総研)

2014年5月26日に、アメーバブログを運営するサイバーエージェントが発表した「2014年上半期流行語」では、第1位の「消費税」第2位の「アナと雪の女王」に続き第3位に「妖怪ウォッチ」がランクインしています。同じ5か月間で調査した昨年のデータと比べると、大ヒットしたNHK朝ドラ『あまちゃん』の“じぇじぇじぇ”とほぼ同数、ブログで皆が話題にしているということが読み取れます。

娘たちにつきあって何となく見ていたアニメですが、つい笑っちゃうシーンも多いんですよね。娘たちも「ね!?面白いでしょ!?」と、自分たちの好きなものに母が反応するのが嬉しい様子。そんなに流行っているなら、親子で一緒にハマっちゃえ! ということで、『妖怪ウォッチ』を親が楽しむポイントを挙げてみました。

 

その1> 昭和世代の親を狙ったネーミング

前回の"ヒットの要因"記事でも触れましたが、とにかく名前がユニーク。

・「口だけ女」→どうみても“口裂け女”がベース 
・「ムリカベ」→『ゲゲゲの鬼太郎』の“ぬりかべ”
・「グレルリン」→映画『グレムリン』から? “グレる”って言葉も昭和的

このネーミング、どうみても「昭和世代の親」を狙ってますよね(笑) 思わず娘たちに「昔、お母さんが小学生のときに、口裂け女が出る! っていう噂が流行って怖かったんだよ~」と解説してしまいました。

怪談本が好きな小6長女は名前だけは知っていたようですが。昭和時代の子供×母と平成生まれの子供で話題が共有できる。これも戦略か! とうがった見方をしつつも、今後も続々登場するであろう妖怪の名前を一緒に楽しむことで、親子の会話がはずみそうです。

ゲームを原作としたアニメ「妖怪ウォッチ」は金曜よる6:30〜テレビ東京系で放送。