その2> バトルではなく友情がテーマ、怖くないから安心。
妖怪を悪、敵として戦って倒していく「バトルもの」ではなく、「友達になっていく」という設定が、まさに「ホノボ~ノ」していて、親の立場から安心して見せられます。
Facebookでつぶやいてみたら「昔、『ゲゲゲの鬼太郎』や『ドロロンえん魔くん』が怖くて見れなかったんですけど、『妖怪ウォッチ』なら楽しく見れそう」というコメントをいただきました。
『ドロロンえん魔くん』は、『妖怪ウォッチ』のように笑える妖怪もいっぱい登場したのですが、絵が少々怖かったのかも? 『ゲゲゲの鬼太郎』もダークなムードが苦手だった、という方もいらっしゃるようで。『妖怪ウォッチ』は暗い、怖いとは無縁の「明るく笑える妖怪もの」なので従来の「妖怪モノは怖い」というイメージを払拭しています。
子どもを叱るときに使える
自分のfacebookで、同じように家で子供が『妖怪ウォッチ』にハマっているというママさんから「子供が約束を守らない時や、私が子供の希望を聞けないとき、“妖怪のせい”にして、お互いに活用してます」というコメントもいただきました。
なるほど。「宿題したくない」のも「忘れ物が多い」のも「やる気がでない」のも妖怪のせい……ってわけじゃないでしょう! 全部妖怪のせいにするんじゃな~い! と怒ってしまいそうですが、使い方次第では怒ることが減ったり、妖怪を使ってやる気を出させる、など日々の声かけにも使えそう。
実際我が家でも、疲れたを連発する娘に「疲れた~を吸い取る妖怪はいないの!?」と言ったら「夢を食べる“バク”はいるけど、それはいないなあ」なんて話しているうちに、娘が「疲れた」を言わなくなりました。頭ごなしに「○○しなさい!」と怒るより、子供が好きなキャラクターを使えば、子供も自分から動くようになるかも!?
まとめ
『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』同様に、『妖怪ウォッチ』も昭和世代の親の「こども時代の記憶」を、うま~くくすぐるネタが満載。
しかも子育て、しつけにうまく使えば、子供のやる気までアップさせられるかも!? ここは子供と一緒に楽しんでしまいましょう!
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©LEVEL5/妖怪ウォッチプロジェクト・テレビ東京
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